- 氏名
- OUYANG Junyan(おうよう きんえん)
- 所属/職名
- 社会システム領域(地域計画研究室)/特別研究員
- 研究課題
- 地方部でのエネルギーマネジメントの理論と実証
- 学位の種類
- 博士(社会工学)
- 専門とする学問分野
- 工学,社会学
- 専門とする環境分野
- 都市環境プランニング,エネルギー政策と地域計画
- 研究概要
- 日本の少子高齢化の進行と自然災害の増加に対応するため、電柱の維持管理や更新が重要です。私のこれまでの研究では、東京電力タウンプランニング社のデータを用い、関東39市区町村を対象に電柱の配置とその社会的影響を解析しました。無電柱化政策の実行可能性を検討し、電柱密度の地域差や過疎地域での負担が明らかになりました。
また、ArcGIS解析により、電柱の90%以上が道路から5m以内に位置し、特に緊急輸送道路沿道の電柱密度が高いことが確認されました。さらに、負の二項分布モデルを用いて都市ごとの電柱分布を説明し、近接性評価や景観指標分析を通じて、地域性を反映した電柱分布の違いが示されました。また、同心円都市モデルと施設密度モデルを結びつけ、需給バランスを考慮したアプローチを提案しました。この研究は、電柱の効率的な配置に関する新たな視点を提供し、都市計画の改善に寄与することを目指しました。
現在、人口減少社会におけるエネルギーマネジメントの理論と実証に着目し、地方部での電力オフグリッドについて研究を進めています。
- 所属学会
- 日本都市計画学会,地理情報システム学会,日本オペレーションズリサーチ学会,応用地域学会
この研究者の関連情報・記事
表示する記事はありません