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:2025/02/18 17:18:21

OUYANG Junyan

OUYANG Junyan

氏名
OUYANG Junyan(おうよう きんえん)
所属/職名
社会システム領域(地域計画研究室)/特別研究員
研究課題
地方部でのエネルギーマネジメントの理論と実証
学位の種類
博士(社会工学)
専門とする学問分野
工学,社会学
専門とする環境分野
都市環境プランニング,エネルギー政策と地域計画
研究概要
日本の少子高齢化の進行と自然災害の増加に対応するため、電柱の維持管理や更新が重要です。私のこれまでの研究では、東京電力タウンプランニング社のデータを用い、関東39市区町村を対象に電柱の配置とその社会的影響を解析しました。無電柱化政策の実行可能性を検討し、電柱密度の地域差や過疎地域での負担が明らかになりました。

また、ArcGIS解析により、電柱の90%以上が道路から5m以内に位置し、特に緊急輸送道路沿道の電柱密度が高いことが確認されました。さらに、負の二項分布モデルを用いて都市ごとの電柱分布を説明し、近接性評価や景観指標分析を通じて、地域性を反映した電柱分布の違いが示されました。また、同心円都市モデルと施設密度モデルを結びつけ、需給バランスを考慮したアプローチを提案しました。この研究は、電柱の効率的な配置に関する新たな視点を提供し、都市計画の改善に寄与することを目指しました。

現在、人口減少社会におけるエネルギーマネジメントの理論と実証に着目し、地方部での電力オフグリッドについて研究を進めています。
所属学会
日本都市計画学会,地理情報システム学会,日本オペレーションズリサーチ学会,応用地域学会
個別研究課題
研究成果(口頭)
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