1989年3月16日
複合大気汚染が及ぼす呼吸器系健康影響に関する総合的研究−局地的汚染に係る複合影響に関する実験的研究
昭和60〜62年度
国立公害研究所特別研究報告 SR-2-'89
最近の,都市での重要な汚染源である自動車等移動発生源に起因する大気汚染物質,なかでも浮遊粒子状物質に重点をおいて標記特別研究を実施してきた。本報告書は,その総合報告書である。
本報告書では,複合大気汚染が及ぼす健康影響の総合評価に必要な条件を明らかにすることを目的として,沿道の家屋内汚染の状況と住民の健康状態の調査,また,地域環境大気測定の方法論,健康影響評価に必要な個人暴露量推定の方法,そして大気汚染に起因すると推定される健康影響指標の問題点を整理・検討した。
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