新刊紹介
国立環境研究所研究報告 R-196-2007(平成19年6月発行)
「国立環境研究所 公開シンポジウム2007 未来を拓く環境研究-持続可能な社会をつくる-」
本報告は,2007年6月16日(土)に京都シルクホール,同24日(日)に東京メルパルクホールにおいて開催した,国立環境研究所公開シンポジウム2007 『未来を拓く環境研究-持続可能な社会をつくる-』の発表要旨をまとめたものです。環境問題について語られるとき,社会のあり方や私たちの未来について悲観的な論調になることが多いですが,今回の公開シンポジウムでは,地球や地域の明るい未来(持続可能な社会の構築)に向けて環境研究がどのように貢献できるのか,研究所で行っている研究の一端を紹介しつつ,来場者の皆様とともに考えるテーマとしました。本報告には,講演発表4題について各1ページ,ポスター発表20題について各半ページの要旨が図表入りで掲載してあります。本報告が,公開シンポジウムの雰囲気をお届けし,国立環境研究所の様々な活動についてご理解いただくための一助となれば幸いです。
(セミナー委員会/循環型社会・廃棄物研究センター
橋本征二)
橋本征二)
目次
- この10年間で変わったこと巻頭言
- 資源性・有害性をもつ物質の循環管理方策の立案と評価 −循環型社会研究プログラム・中核研究プロジェクトの概要紹介−【シリーズ重点研究プログラム:「循環型社会研究プログラム」から】
- ホームページを使った身近な環境情報の提供 −UVインデックスと熱中症予防情報−【研究ノート】
- 分散型の生活排水対策としての浄化槽【環境問題基礎知識】
- 南極レポート(第2回:「昭和基地概要紹介」)【海外調査研究日誌】
- 「公」の科学はどこへ行った【随想】
- 「科学技術週間に伴う一般公開」の開催報告
- 「夏の大公開」の開催について
- 表彰
- 研究所本館中庭のクスノキ【木漏れ日便り】
- 編集後記
- 国立環境研究所ニュース26巻2号