新刊紹介
国立環境研究所研究報告R-192-2006(平成18年6月発行)
「国立環境研究所 公開シンポジウム2006 アジアの環境と私たち-もう無関心ではいられない-」
本報告は,2006年6月4日(日)に京都シルクホール,同18日(日)の東京メルパルクホールにおいて開催した,国立環境研究所公開シンポジウム2006『アジアの環境と私たち-もう無関心ではいられない-』の要旨集です。研究所は,本年度より第2期目の中期計画期間に入り,「地球温暖化」「循環型社会」「環境リスク」「アジア自然共生」の4つの重点研究プログラムを開始しています。今回の公開シンポジウムでは,アジアの環境問題と私たちの生活が切っても切れない関係にあることをテーマに選びました。「アジア自然共生」に関連が深いテーマです。本報告には,講演発表4題について各1ページ,ポスター発表21題について各半ページの要旨が図表入りで掲載してあります。また,巻末には,4月より新しくなった所内の研究組織と研究概要,所属する研究者の氏名を掲載してあります。本報告が,公開シンポジウムの雰囲気をお届けし,国立環境研究所の様々な活動についてご理解いただくための一助となれば幸いです。
(セミナー委員会/循環型社会・廃棄物研究センター 橋本征二)
目次
- 新中期計画解題:信頼される独立・自律の研究者集団をめざして巻頭言
- 地球温暖化研究プログラム −脱温暖化社会実現に向けて−【重点研究プログラムの紹介】
- 循環型社会研究プログラム −近未来の循環型社会に向けたシステム構築・技術開発と安全・安心な廃棄物管理−【重点研究プログラムの紹介】
- 環境リスク研究プログラム −環境リスクの解明に向けた健全な科学の探究−【重点研究プログラムの紹介】
- アジア自然共生研究プログラム −健全な生態系とそれを可能にするきれいな水と空気をめざして−【重点研究プログラムの紹介】
- 憲章「憲章」座談会
- 国立環境研究所ニュース読者アンケートの結果について
- 国立環境研究所「夏の大公開」の開催について
- 表彰
- 編集後記
- 国立環境研究所ニュース25巻2号