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1994年3月16日

都市域における冬期を中心とした高濃度大気汚染の予測と制御に関する研究
平成2〜4年度

国立環境研究所特別研究報告 SR-18-'94

表紙
SR-18-'94 [1.7MB]

 本報告書は,都市大気保全研究チームを中心に行われた特別研究の成果に関する最終報告書である。都市域における窒素酸化物,光化学オキシダント,浮遊粒子状物質等による大気汚染は依然として大きな問題である。大都市地域においては冬にNO2の濃度が上昇するが,冬期の都市域における高濃度大気汚染の生成メカニズムに関しては気象及び大気反応の両面で不明な点が多いためフィールド観測やモデル研究,風洞による実験を行った。3年間にわたる研究の結果,大気汚染物質の拡散の挙動を市街地の空間的構造から明らかにすることができたとともに,冬期における大気汚染物質の移流,拡散,反応過程を定量的に予測,評価するモデルを確立することができた。これらの研究結果が具体的に報告されている。

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