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2006年9月29日

日本における光化学オキシダント等の挙動解明に関する研究

国立環境研究所研究報告 R-193-2006

表紙
R-193-2006 [5.4MB]

 本研究報告書は,国立環境研究所と地方環境研究所とのC型共同研究「日本における光化学オキシダント等の挙動解明に関する研究」(平成16~18年度)の研究成果を中間報告としてとりまとめたものです。C型共同研究は,国立環境研究所が全国環境研協議会を窓口として,複数の地方環境研究所と共同研究を行う制度ですが,光化学オキシダントの挙動解明は,広域性と地域性を同時に考慮しなければならないため,C型共同研究に相応しい研究課題と考えられます。本研究では,平成12~15年度に実施したC型共同研究「西日本及び日本海側を中心とした地域における光化学オキシダント濃度等の経年変動に関する研究」(国立環境研究所研究報告 R-184-2004参照)に引き続き,参加機関が共通の方法で大気環境時間値データの基礎解析を進めています。さらに,参加機関がグループに分かれ,光化学オキシダントの挙動解明に関する具体的なテーマについて応用解析を実施しています。本報告書は,平成16~17年度に実施したこれらの解析結果等をとりまとめたものです。本報告書の解析結果や解析方法が,光化学オキシダントの挙動を解明し,対策を検討する上でお役にたてば幸いです。

(アジア自然共生研究グループ 大原利眞)

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