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地域における未来資源循環施設計画の策定支援ツールの開発(リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点に関する国立研究開発法人国立環境研究所による研究開発)(令和 7年度)
Development of a support tool for local circular facility planning

予算区分
共創の場形成支援プログラムCOI-NEXT
研究課題コード
2525TZ001
開始/終了年度
2025~2025年
キーワード(日本語)
地域循環,計画支援,複数自治体連携
キーワード(英語)
local circular,planning support,multiple municipality collaboration

研究概要

地域における将来の資源循環を見据える必要があるが、「10年後、20年後の社会」を前提とするための道具立てや、利便性が高い未来予測データのプラットフォームが整備されていないことが課題となっている。そこで本研究では、自治体間で広域連携して未来の地域における資源循環の施策や施設整備を支援するツールを開発し、自治体が過剰な施設を非効率に保有したり、人口減少下の将来において自治体財政を圧迫することを回避することを目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

国立環境研究所がこれまでに整備してきた一般廃棄物の自治体支援ツールを拡張して、未来資源循環施設計画の策定支援ツールを開発する。これまでに整備してきたデータは2022年度以前のものであることから、廃棄物・循環資源の発生量の将来予測を行い、その予測値を前述のツールに組み込む。また、現在、各都道府県において一般廃棄物の広域化・施設集約化の計画づくりが行われているところであり、一つの市町村だけで実施するのではない資源循環についての分析を行うとともに、既存の産業コンビナートと連携した資源循環についての地域循環システム分析を行う。これらの分析結果をふまえながら、支援ツールの設計・開発を進め、その公表を行う。

今年度の研究概要

同上

外部との連携

代表機関である慶応大学と連携して研究を進める。

課題代表者

田崎 智宏

  • 資源循環領域
    資源循環社会システム研究室
  • 室長(研究)
  • 博士 (学術)
  • システム工学,政策学,工学
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担当者