2015年6月30日
木漏れ日便り
5月の中頃、構内に何本か植えられているハコネウツギの花が咲きます(写真1)。箱根という地名がついていますが、本州の太平洋側に広く分布していますし、庭にもよく植えられます。赤、白、ピンクの花がまざって咲いていますが、どの花も最初は白で、そのあと数日かけて赤くなります。花を訪れる昆虫に、もう受粉済みの古い花を避けて回ってもらうと植物としても受粉の効率がよいので、色で新しい花が区別できるように進化したと言われています。
ハコネウツギにいろいろな昆虫が集まります。その一種がクマバチです(写真2)。見た目はちょっと怖そうですがとてもおとなしく、人間が刺される心配はまずありません。ハコネウツギに来たクマバチは、花の中に頭を突っ込むのではなく、花に横から抱きついて口先を花の付け根に刺して蜜を吸っています(写真3)。こうした行動は盗蜜(とうみつ)と呼ばれます。花粉の運び手としては役立たず。植物にとっては迷惑なお客ですね。
(竹中明夫)
目次
- 国立環境研究所ニュース34巻2号
- 国立環境研究所で進める災害環境研究の現状とこれから特集 災害環境研究-被災地の環境回復と創生に向けて-
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ダム湖における放射性セシウムの挙動特集 災害環境研究-被災地の環境回復と創生に向けて-
【環境回復研究プログラム(PG1)-環境汚染研究の紹介】 -
焼却過程における放射性セシウムの挙動把握と化学形態の推定特集 災害環境研究-被災地の環境回復と創生に向けて-
【環境回復研究プログラム(PG1)-汚染廃棄物研究の紹介】 -
双方向環境情報ネットワークを活用した省エネ・低炭素な復興まちづくり特集 災害環境研究-被災地の環境回復と創生に向けて-
【環境創生研究プログラム(PG2)の紹介】 -
災害廃棄物の適切なマネジメントに向けた人材育成研究特集 災害環境研究-被災地の環境回復と創生に向けて-
【災害環境マネジメント研究プログラム(PG3)の紹介】 - 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催報告 2015
- 表彰
- 編集後記