2013年7月31日
これまでに公開した震災対応研究関連の文書
始まって間もない震災対応の研究ですが、すでにいくつかの文書などを公開しています。
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1. 廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル(2011年11月)放射能に汚染された廃棄物などを今後長期的に適切に管理していくうえで、廃棄物などの特性やその処理処分施設における状況を踏まえた放射能の調査・測定法の標準化が必須です。国立環境研究所は、関係各機関との協力関係の下に「廃棄物等の放射能調査・測定法研究会」を設けて、調査・測定法の暫定マニュアルを作成し、公開しました。
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2. 放射性物質の挙動からみた適正な廃棄物処理処分(技術資料 第三版)(2012年12月)放射性物質に汚染された廃棄物に関する調査研究を通じて得られた知見・成果などを技術資料としてとりまとめて公開しました。国や関係自治体、関係事業者など各方面で活用されています。
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東日本大震災からの復興と環境創造のために国立環境研究所で実施しているさまざまな研究課題を、災害環境研究として俯瞰的に整理し、まとめました。

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4. 放射性物質を含む廃棄物に関するQ&A~入門編~(2013年1月)放射性物質によって汚染された廃棄物についての情報を、Q&A の形式で分かりやすく説明した資料です。

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震災から2年を機に、大震災による環境汚染への国立環境研究所の対応と復興への取り組みの概要、成果、今後の展望をとりまとめました。
広範囲にわたる研究所の取り組みを紹介しています。
ここで紹介した文書の作成には、所内の多くのスタッフがさまざまなかたちで関わっています。