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2018年4月27日

「第33回全国環境研究所交流シンポジウム」報告

【行事報告】

企画部研究推進室

 全国環境研究所交流シンポジウムは、「環境研究に関する研究発表、意見交換を通じて地方環境研究所と国立環境研究所の研究者間の交流を図り、共同研究等の新たな展開に役立てると共に、環境研究の一層の推進を図る」ことを目的に、第1回の昭和61年以来、毎年度の第4四半期に開催されているものです。第33回目となる今回は、「平時/緊急時モニタリング」と題し、平成30年2月15~16日に当研究所の大山記念ホールで開催され、両日の延べ数で237名の参加があり、地方環境研究所については、36機関から参加がありました。また、両日の延べ数で11名の一般参加がありました。

 一日目は、渡辺理事長による開会挨拶と行木環境省環境研究技術室長の来賓挨拶とがあり、それに引き続いて「平時モニタリング①」のセッションで4つの講演、「平時モニタリング②」のセッションで4つの講演が行われました。二日目は、「緊急時モニタリング①」のセッションで5つの講演、「緊急時モニタリング②」のセッションで4つの講演が行われました。講演題目と発表者については下をご覧ください。

 両日、セッション終了後に総合討論を行いました。継続したモニタリングの重要性とともに、新たな技術を用いたモニタリング手法を導入することがもつ大きな可能性について議論がされました。最後、原澤理事の閉会挨拶をもって終了しました。

 地方環境研究所と国立環境研究所の研究者が一堂に会し、地域環境研究の最新動向を共有し議論する貴重な機会となりました。ご講演、ご参加いただいた皆様や、企画・運営にご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。

シンポジウムの様子
シンポジウムの様子

《第33回全国環境研究所交流シンポジウム講演題目と発表者》

セッション1:平時モニタリング① 座長:清水 厚

(1)「ライダーネットワーク常時観測から見出される各種エアロゾルイベント」
○清水厚・杉本伸夫・西澤智明・神慶孝(国立環境研究所)
(2)「横浜市と東京都における夏季の揮発性有機化合物(VOC)同時観測調査」
○福﨑有希子1・石倉淳士3・星純也2・小森陽昇1・志村徹1・上野広行21横浜市環境科学研究所・2(公財)東京都環境公社 東京都環境科学研究所・3東京都環境局)
(3)「フラクタル日除け及び熱線再帰フィルムを用いた暑さ対策の効果検証」
○小田切幸次・関浩二・松島由佳・石原充也(横浜市環境科学研究所)
(4)「埼玉県における暑熱環境対策に資する研究」
○原政之(埼玉県環境科学国際センター)

セッション2:平時モニタリング② 座長:高津文人

(5)「7県8湖沼における夏季の溶存酸素環境の変動要因について」
○高津文人1・小松一弘1・霜鳥孝一1・三浦真吾1・土屋健司1・今井章雄1・加川綾乃2・佐藤優2・佐藤貴之3・大沼沙織3・小室俊輔4・松本俊一4・中島麻依子5・平山大輔5・吉澤一家6・山本春樹7・岡本高弘7・藤田和男81国立環境研究所・2宮城県保健環境センター・3福島県環境創造センター・4茨城県霞ケ浦環境科学センター・5栃木県保健環境センター・6山梨県衛生環境研究所・7滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・8岡山県環境保健センター)
(6)「底層溶存酸素量と生物種の関連性の調査」
○佐藤優・加川綾乃・福地信一・郷右近順子・松本啓・佐藤重人(宮城県保健環境センター)
(7)「琵琶湖水質のモニタリング結果から ~大型植物プランクトンの異常発生や気象イベントが水質変動に与える影響~」
○岡本高弘1・七里将一1・山本春樹1・古角恵美1・廣瀬佳則1・尾原禎幸1・池田将平1・佐藤祐一1・浅見正人2・田仲輝子21滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・2滋賀県琵琶湖政策課)
(8)「霞ヶ浦における環境DNAを使った魚類多様性調査」
○今藤夏子・松崎慎一郎(国立環境研究所)

セッション3:緊急時モニタリング① 座長:中島大介

(9)「緊急時モニタリングの現状と課題:我々は何をすべきか」
○中島大介(国立環境研究所)
(10)「どう取り組むか:リスク評価と優先物質、事象推移と監視手法、基盤情報の整備など多角的研究が必要」
○鈴木規之1・浅見真理2・井ノ上哲志3・中村智41国立環境研究所・2国立保健医療科学院・3堀場製作所・4大阪府立環境農林水産総合研究所)
(11)「何を測るか:毒性値・生産量ベースの優先対象物質の検討」
○小山陽介(国立環境研究所)
(12)「どう調べるか:高リスク化学物質漏えい時における大気調査法の検討」
○茂木守・大塚宜寿・蓑毛康太郎・堀井勇一・竹峰秀祐・野尻喜好(埼玉県環境科学国際センター)
(13)「どう備えるか:大阪府域における化学物質のストック量について」
○中村智(大阪府立環境農林水産総合研究所)

セッション4:緊急時モニタリング② 座長:山田正人

(14)「埋立地という環境を測る」
○山田正人(国立環境研究所)
(15)「硫化水素ガスが発生する最終処分場の現場調査法」
○遠藤和人1・小野雄策2・山田正人11国立環境研究所・2建設廃棄物協同組合)
(16)「廃棄物最終処分場のガス抜き管等からのガス流量測定」
○長森正尚(埼玉県環境科学国際センター)
(17)「非破壊的診断法~電磁探査の紹介~」
○大石修(千葉県環境研究センター)

詳しい内容は、予稿集全文(下記のURL)でご覧になれます。
http://tenbou.nies.go.jp/science/institute/region/joint_zkksympo2017.pdf

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