「独立行政法人国立環境研究所 公開シンポジウム2013」

開催のお知らせ
国立環境研究所では毎年6月の環境月間にあわせて東京と京都で公開シンポジウムを開催しています。今年は「国境のない地球環境〜移動する大気・生物・水・資源〜」をテーマに開催を予定しています。地球環境問題について大気、生物、水、資源の多様な分野における国立環境研究所の研究成果の一端を皆様に、ご紹介いたします。
1. 内 容
人間社会には国境という境界線がありますが、地球環境には国境はありません。風が吹き、海流が流れ、鳥が空を渡る、といった自然界の流れに加えて、現代では航空機や船舶の航行などの人間の社会活動によって、ありとあらゆる物質が地球規模で移動しています。こうした物質の移動は、一方で国境を越えた環境問題を引き起こしています。国立環境研究所は、国境にとらわれない地球規模の視野で問題の本質を捉え、人間社会の未来を見通す時間スケールの目を意識しながらこのような環境問題の解決に取り組んでいます。
今回の公開シンポジウムでは、地球環境に関わる5つの講演及び、研究者がご来場者の皆さまと対話をしながら、ご説明するポスターセッション(19 件)を予定しています。ポスターセッションでは、東日本大震災後の復旧・復興に貢献すべく開始した「災害環境研究」についてもご報告します。
国境のない地球環境について、皆さまとともに考える機会にしたいと願っています。
2. 日時 ・ 会場
○ 東京会場
| 開催日時 | : | 平成25年6月14日(金) 12:00〜17:30 |
| 開催場所 | : | メルパルクホール (港区芝公園2−5−20) |
| アクセス | : | JR 浜松町駅より徒歩10分/都営三田線芝公園駅より徒歩2分 都営浅草線・大江戸線大門駅より徒歩4分 |
○ 京都会場
| 開催日時 | : | 平成25年6月21日(金) 12:00〜17:30 |
| 開催場所 | : | シルクホール (京都市下京区四条通室町東入ル 京都産業会館8階) |
| アクセス | : | 京都市営地下鉄烏丸線四条駅・阪急京都線烏丸駅より徒歩3分 |
3. 参加申し込み
参加ご希望の方は、下記いずれかにてお申し込みください。後日、参加証をお送りします。![]()
○ 「公開シンポジウム2013」 web ページ(http://www.nies.go.jp/sympo/2013/)にアクセスし、お申し込みください。
○E-mail、FAX またはハガキにて、氏名、連絡先住所、電話番号、FAX 番号、E-mail アドレス、参加希望会場(東京または京都)を明記の上、下記登録事務局宛にお送りください。
国立環境研究所 公開シンポジウム 2013プログラム
| 12:00〜13:00 | ポスターセッション | |||||
| 13:00〜 | 開会挨拶 理事長 住 明正 | |||||
| 13:10〜 | 講演1 | 「人工衛星 『いぶき』(GOSAT)から見た地球大気の二酸化炭素とメタン変動とその要因の推定」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | 横田達也 | |||
| 13:50〜 | 講演2 | 「地球をめぐる大気中物質 〜風に乗って大気汚染や気候影響をもたらすもの〜」・・・・・・ | 菅田誠治 | |||
| 14:30〜 | 講演3 | 「世界を渡るアリ 〜グローバリゼーションと外来種問題〜」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | 五箇公一 | |||
| 15:10〜15:25 | 休 憩 | |||||
| 15:25〜 | 講演4 | 「水でつながる日本と世界 〜私たちの暮らしと世界の水問題〜」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | 花崎直太 | |||
| 16:05〜 | 講演5 | 「国際サプライチェーンを通じた環境負荷の発生と資源消費」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | 南齋規介 | |||
| 16:45〜 | 閉会挨拶 理事 原澤英夫 | |||||
| 16:50〜17:30 | ポスターセッション | |||||
ポスターセッション
| 1. | 東日本大震災からの復旧・復興への取り組み 〜国立環境研究所による災害と環境に関する研究〜 | |
| 2. | 福島における災害廃棄物・放射性物質汚染廃棄物への対応活動 | |
| 3. | 震災復興のまちづくりを支援する環境エネルギー技術・政策評価ツール | |
| 4. | 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の進捗状況と国際連携 | |
| 5. | 海を越えてやってくる黄砂や越境大気汚染の健康影響をさぐる | |
| 6. | 浮遊粒子状物質の培養細胞を用いた毒性評価手法の検討 | |
| 7. | ガソリン車からの粒子状物質の排出 〜燃費改善と大気汚染物質排出のジレンマ?〜 | |
| 8. | 上空の二酸化炭素濃度の短周期変動 〜航空機による大気観測プロジェクトCONTRAIL〜 | |
| 9. | 太平洋における大気中および海洋中の二酸化炭素濃度の観測 | |
| 10. | 日本海の温暖化影響 〜過去50 年で激変した海洋環境〜 | |
| 11. | 国際河川メコン川の淡水魚トレイリエルの回遊生態 | |
| 12. | 全国の沿岸域における残留性有機汚染物質(POPs)の長期トレンド 〜二枚貝を用いたモニタリング〜 | |
| 13. | 遺伝子組換えナタネのモニタリング調査 | |
| 14. | 無機ヒ素による発がんメカニズムを探る | |
| 15. | アジア地域における有機性廃棄物の家庭用メタン化装置の改善 | |
| 16. | 環境保全と資源循環に寄与するコベネフィット型の廃水処理技術 〜糖蜜系廃水の適切処理〜 | |
| 17. | 生物応答を用いた新しい排水管理手法の検討 〜いきものが水を診断する〜 | |
| 18. | アジア低炭素社会実現への道しるべ 〜低炭素アジアに向けた10 の方策〜 | |
| 19. | アジア大都市の低炭素戦略の研究 〜マレーシア・イスカンダル開発地域の事例〜 |
※公開シンポジウムに関する情報は随時 「公開シンポジウム2013」 webページに掲載いたします。
http://www.nies.go.jp/sympo/2013/
また、前回の「公開シンポジウム2012」の様子は、動画でご覧いただけます。
http://www.nies.go.jp/video_lib/index02.html