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 環境研ニュ−スの編集委員に加わって数か月になりました。各部の研究者、環境研関係者が提出された原稿を詳細に査読した時、環境研が非常に多くの研究領域をカバ−していることに改めて驚きました。自分の研究をレベルを下げることなく、正確にかつ分かりやすく表現することの重要性がよく分かりました。また、環境研ニュ−スを月日を経て読み返すと違った楽しさがあることを知りました。環境研の歴史、研究者個人の成長、円熟、老化などがよく分かります。自分の仕事、研究哲学のアピ−ルの場として本ニュ−スを積極的に利用されることを願っています。業績にはなりませんが、結構、影響力があると思います。

 先日、信州霧ケ峰で私の所属する学会の若手研究者が主催する夏の学校に講師として参加する機会を得ました。昼は勉強、夜は酒という生活で4日間過ごしました。約200名の参加者の大部分は 20才台で少なくとも気分だけは若返ってきました。若い人が環境研究に大いに関心を持っていることを肌で感じ心強く思いました。帰りに霧ケ峰から白樺湖の方へドライブしましたが車だけでこのように自然を満喫できるのかと感心すると共にこれで良いのかなと懸念も感じました。(K.T)