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リスクへの評価・管理の体系構築研究プロジェクト(平成 29年度)
Research project on the scientific and social framework of risk assessment and management

予算区分
AA 課題解決型
研究課題コード
1620AA048
開始/終了年度
2016~2020年
キーワード(日本語)
環境リスク,リスク評価,リスク管理,リスク特性,社会受容性,管理体制
キーワード(英語)
Environmental risk,Risk assesssment,Risk management,Risk characterization,Social receptivity,Manatement framework

研究概要

安全確保プログラムにおいてリスクの管理・評価の体系が定まっていない諸課題に取り組む各プロジェクト研究の成果に基づき、リスクへの管理・評価の体系として構築することを目指す。具体的には、新規健康影響のリスク評価と管理を社会実装するための社会受容、合意形成に関する研究、生態影響の包括的な評価、また沿岸域、大気汚染、水環境など多様な場における評価と管理を社会実装するためのアプローチに関する研究、新規・多種物質の網羅的・包括的監視手法を活用する管理体系に関する研究を進め、各研究プロジェクト成果をアウトカムに結びつけることを目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

安全確保プログラムにおける各研究プロジェクトの代表を中心として、研究の成果に基づき、リスクへの管理・評価の体系として構築するため、内外の専門家も加えて主に繰り返しの異分野間の討議を通じて、新規健康影響のリスク評価と管理を社会実装するための社会受容、合意形成に関する研究、生態影響の包括的な評価、また沿岸域、大気汚染、水環境など多様な場における評価と管理を社会実装するためのアプローチに関する研究、新規・多種物質の網羅的・包括的監視手法を活用する管理体系に関する研究を進める。

今年度の研究概要

H28,29年度は引き続き2課題を取り上げて研究に取り組む。1)新たな生態毒性の構造活性相関システム開発に係わる研究開発を実施する。QSARにおいては適用可能ドメインの明確化をRead-acrossに基づくQSAR手法を基礎として検討を進める。2)予防的取り組み方法の新たな形での政策構成に向けて、免疫影響評価および化学物質管理施策全般を対象にして基礎情報調査、合意形成のための専門家、市民対話の試みを実施し、今後の環境リスク初期評価等での活用の基礎を形成する。H30年度以降は、その時点での各プロジェクト研究の成果を見て検討する。

外部との連携

早稲田大学
日本バイオアッセイ研究センター

課題代表者

鈴木 規之

  • 企画部
  • フェロー
  • 博士(工学)
  • 工学,化学,土木工学
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担当者