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地球規模のダイオキシン類及びPOPs汚染に関する研究(平成 17年度)
Global distribution of Dioxin and Related Compounds

予算区分
AA 重点特別
研究課題コード
0105AA273
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
地球規模汚染, ダイオキシン, 海洋汚染
キーワード(英語)
GLOBAL DISTRIBUTION, DIOXINS, BIOACCUMULATION

研究概要

地球的規模のダイオキシン類汚染について汚染状況についての知見を収集し、動態の把握及び生物蓄積についての解明を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

平成13年度文献調査等により、関連する初歩的なデータの収集をする。平成14年度北太平洋を中心として、大気、水、海生生物の予備的サンプリング手法の検討を行う。平成15年度超低濃度のダイオキシン類及びPOPsの分析法の検討を行うとともに試料採取を行う。平成16年度平成15年度に採取した試料の分析により、分析値を集積する。動態のシミュレーションモデルの作製を行う。平成17年度動態のモデルの検証を行うとともに、発生源についての考察を行う。

今年度の研究概要

イカ肝臓を指標として用い北太平洋におけるデータの補充を行う。ダイオキシン類とその他の残留性汚染化学物質の分布や組成を比較し、汚染の特徴とその発生源についての考察を行う。解析には動態シミュレーションの他にレセプターモデルの一つであるケミカルマスバランス(CMB)法を用い、汚染種の寄与率推定を行う。

備考

前任の課題代表者:森田昌敏が2005年3月末にプロジェクトリーダー退任のため2005年4月より交代。

課題代表者

橋本 俊次

  • 環境リスク・健康領域
    計測化学研究室
  • 室長(研究)
  • 学術博士
  • 農学,化学
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担当者