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「環境儀」N0.14 マテリアルフロー分析-モノの流れから循環型社会・経済を考える(平成14年10月発行)

 限りある資源を大切に使い,より多くの資源を後世に残すことは人類の願いですが,現状はそれとはかけ離れています。たとえば日本で使われている木材は,それを切り出すためにその数倍の木々が伐採されると言われています。商品が私たちの前に現れるまでには,目に見えない沢山の資源が費やされ,廃棄されています。新たな資源を大切に使い,廃棄を最小限に抑え,循環型社会に向かって進んで行くためには,生産された商品だけでなく,その陰で費やされ廃棄されるモノやエネルギーを含めた全体の流れ(マテリアルフロー)を明らかにして行くことが大切です。環境儀第14号では,この問題にいち早く取り組み最先端の研究を進めている森口祐一さんが,マテリアルフロー分析と循環型社会形成推進・廃棄物管理に関する調査・研究について紹介しています。「資源が何のためにどれくらい使われ」,「各産業から汚染物質がどれくらい排出され」たか,「ライフスタイルとモノの流れ」の関係などを明らかにする上で大切な研究です。

(「環境儀」第14号ワーキンググループリーダー 鈴木 茂)

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