編集後記
昭和57年に始まった「国立公害研究所ニュース」も、昨年7月の研究所の改称に合わせ9巻3号から「国立環境研究所ニュース」と名前を変えましたが、今年で発刊10年目に入りました。昭和57年当時は公害問題は終篶したとも言われましたが、10年経過した今は環境問題が最重要課題となっています。まさに十年一昔というように、10年の間に環境問題を取り巻く社会情勢は一変しました。このような情勢下で、国立環境研究所ニュースも節目を迎えて、その内容を一新すべきところですが、9巻3号から地球及び地域環境研究グループのプロジェクト研究内容を紹介するシリーズを始めるなど、内容も改められていますので、今年度はこの形式を継続していく予定です。
今年度は、小林隆弘、高松武次郎、竹内延夫、田中 浄、中杉修身(主査)、中野安則(次号より伊東喜司男)、渡辺和夫(次号より柳橋泰生)、松井文子(事務局)のメンバーで編集を担当していきます。紙面をよりよくするために、読者の御意見、御批判をお待ちしております。(O.N)