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2019年9月30日

過去の環境儀から

これまでの環境儀から、統合評価モデルAIMと将来シナリオの開発に関する研究や、アジアにおける人材育成に関するものを紹介します。

No.61 「『適応』で拓く新時代! ─気候変動による影響に備える」

No.61表紙

気候変動は、世界各地で様々な分野に影響を及ぼしています。日本でも、サクラの開花の早まりやイロハカエデの紅葉の遅れ、高山生態系の消失、農作物の品質低下や栽培適地の移動、感染症を媒介する蚊の分布域の北上などが報告されています。気候変動による影響の進行を食い止める対策には、温室効果ガスを削減する「緩和」と、気候変動による影響に対処する「適応」の2つがあります。本号では「適応」に関する最新の研究成果を紹介しています。

No.42 「環境研究 for Asia/in Asia/with Asia ─持続可能なアジアに向けて」

No.42表紙

アジアの多くの国や地域では、急速な経済発展と共に、日本が高度成長期から今日に至るまでに経験してきた、大気汚染、水質汚濁、廃棄物の問題、化学物質の問題、自然破壊、地球温暖化などの問題が同時に深刻化しています。国立環境研究所では、これらの問題を解決しつつ、アジアの持続可能な社会を実現することをめざして、研究に取り組んできました。本号では、これらのアジアの研究の取組みの中から、国境を越えた大気汚染に関する研究、アジアでの河川から海に至る水環境の研究、そしてメコン流域の生態系がもつ機能に関する研究の成果を中心に紹介しています。

No.36 「日本低炭素社会シナリオ研究 ─2050年温室効果ガス70%削減への道筋」

No.36表紙

地球温暖化による深刻な影響を止めるために、将来気温の上昇を産業革命以前に比べて2℃までに抑えるためには、2050年までに世界の温室効果ガスの排出量を少なくとも半減させる必要性が高い─これは世界共通の目標となりつつあります。しかし、これまで日本には、二酸化炭素排出量を大幅に削減することを目指した長期的な計画は存在しませんでした。そこで、国立環境研究所が中心となり、2004年から、「脱温暖化2050プロジェクト」を立ち上げ、日本の中長期脱温暖化対策シナリオの構築に向けた研究に取り組んでいます。本号では、この研究プロジェクトの研究成果を紹介しています。

No.2 「地球温暖化の影響と対策 AIM ─アジア太平洋地域における温暖化対策統合評価モデル」

No.2表紙

地球温暖化はアジアにどんな影響を及ぼすのでしょうか?本号では、国立環境研究所が開発に取り組んできた「アジア太平洋地域における温暖化対策統合評価モデル(AIM)」を取り上げ、アジアと共に研究する姿を紹介しています。