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1995年3月31日

水環境における化学物質の長期暴露による相乗的生態系影響に関する研究
平成元〜5年度

国立環境研究所特別研究報告 SR-19-'95

表紙
SR-19-'95 [2.8MB]

 化学物質の生態影響評価のため様々な生物試験が実施されているが,急性毒性試験や慢性影響試験にかかわらず,特定の化学物質を決まった濃度で水生生物に暴露している。しかし,現実の化学物質の生態影響は低濃度の様々な化学物質の複合汚染が関与し,それらの濃度変動も激しい。また,生態系は様々な生物の相互作用から成り立っているため,生物間相互関係を介した化学物質の間接的な影響評価も重要である。本研究はこのようなテーマに関し調査・研究を実施した。1)河川生態系に対する農薬複合汚染の影響を,感受性の高い試験生物を用いたバイオモニタリング,野外実験,生物調査などから評価した。その結果,農薬類の潜在的な生態影響の存在とそれらの原因物質などが明らかとなった。2)生物間相互作用に基づく化学物質の生態影響に関しては,主として湖沼の実験生態系や,カイロモンを介した生物間の相互作用,藻類の耐性系統の出現などの面から,本報告書が示すように多くの事柄が明らかにされた。

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