ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

日本列島の森林生態系の形成過程の解明(令和 6年度)
Elucidation of the Formation Process of Forest Ecosystems in the Japanese Archipelago

予算区分
基盤S
研究課題コード
2424CD004
開始/終了年度
2024~2024年
キーワード(日本語)
遺伝構造,類型化
キーワード(英語)
Genetic structure,pattern classification

研究概要

我が国の森林生態系の成立過程を解明するために日本の全ての気候帯を代表する多数の樹種と森林昆虫を対象として、統一的なMIG-seq解析を行い、遺伝的多様性、遺伝的地域性、分岐年代推定などを明らかにする。また全種の遺伝結果を類型化する。種間や種内集団間の分岐年代については種分布モデルや化石情報から補正を行い、正確な分岐年代の推定を行う。本研究で得られる全ての結果を統合的解析により遺伝的地域性等のパターン化・種間関係の詳細な解明を行う。産地試験林も活用して種分化などに関わる遺伝子の探索も行う。これらを通じて日本の森林生態系の形成過程を明らかにして、地球温暖化などによる将来の森林生態系の姿を予測する

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

我が国の森林生態系の成立過程を解明するために日本の全ての気候帯を代表する多数の樹種と森林昆虫を対象として、統一的なMIG-seq解析を行い、遺伝的多様性、遺伝的地域性、分岐年代推定などを明らかにする。また全種の遺伝結果を類型化する。種間や種内集団間の分岐年代については種分布モデルや化石情報から補正を行い、正確な分岐年代の推定を行う。本研究で得られる全ての結果を統合的解析により遺伝的地域性等のパターン化・種間関係の詳細な解明を行う。産地試験林も活用して種分化などに関わる遺伝子の探索も行う。これらを通じて日本の森林生態系の形成過程を明らかにして、地球温暖化などによる将来の森林生態系の姿を予測する

今年度の研究概要

全種の遺伝解析結果の空間的類型化に向けた手法開発として、高次類似度指標の適用の可能性の検討を行う。

外部との連携

筑波大学、信州大学、森林総合研究種、名古屋大学、京都大学、千葉大学、東北大学

課題代表者

石濱 史子

  • 生物多様性領域
    生物多様性評価・予測研究室
  • 主幹研究員
  • 博士(学術)
  • 生物学
portrait