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持続可能な地域社会実現に向けた解決方策の構築と地域への制度導入の支援(令和 6年度)
Co-designing solution and its implementation to develop sustainable regional society

研究課題コード
2125AA119
開始/終了年度
2021~2025年
キーワード(日本語)
受容,将来像,持続可能
キーワード(英語)
acceptance,vision,sustainable

研究概要

持続可能な社会の実現のためには、地域の課題の抽出、持続可能な社会の構成要件の整理、具体的な課題に対する技術的な解決策の提示、地域俯瞰的な状況把握、国内での位置づけ、制度導入のための市民の意識調査や行動変容、地域の将来シナリオや将来像の提示などいろいろな要素を考慮する必要がある。
このプロジェクト(PJ4)では、PJ1-3の各要素を統合し、基礎自治体等が実際に導入できるような制度を地域の総合計画などへ導入するための統合的な支援を行うことを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

PJ1から3までの成果を束ね、他のPJと連携し地域のSHの要望や意見を聞きつつ、課題を体系的に整理して合意可能性の高い制度案や転換策を見出し、対象地域における課題の解決のための具体的な方策や技術導入の提案、制度の導入などを、地域に導入することを支援する。このような活動を通じて、持続可能な地域社会が実現するためのプロセスについての課題などを明らかにする。3年程度で各地の課題を整理し類型化する。そのうえで持続可能社会の構成要件を策定する(PJ3と連携)。診断ツールなどのデータをもとに、持続可能社会実現のための到達目標の設定や実現の方法案を策定し、地域が受け入れられる制度について、SHと協働で構築する。5年を目途に持続可能な地域社会実現のための制度の定着の支援(自治体計画への反映など)を行い、市民参加の実情や目標の実現可能性を評価する。
これらを通じて、持続可能な地域社会実現のための制度や支援方法についてレビューを行い、支援の在り方についての課題を明らかにするとともに、持続可能な制度の社会実装に貢献する。

今年度の研究概要

統合的に取り組む地域において課題を整理し持続可能社会の構成要件を検討するとともに、PG全体で持続可能な社会にむけた政策提言や技術の社会実装をまとめ、市役所や地域の企業などステークホルダーと共に検討し、受容可能性について検討する

外部との連携

基礎自治体、市民などステークホルダー

課題代表者

高見 昭憲

  • 地域環境保全領域
  • 領域長
  • 博士(D.Phil)
  • 化学,化学工学
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