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生態系の機能を活用した問題解決に関する研究(令和 6年度)
Research on problem solving using ecosystem functions

予算区分
AA 戦略PG構成PJ
研究課題コード
2125AA109
開始/終了年度
2021~2025年

研究概要

都市、流域、沿岸を対象とし、都市緑地や農業景観の広がる流域、干潟などの海辺に関わる問題を解決し得る生態系の機能とサービスについて、定量的かつ多面的に解析・評価する。これにより、生態系機能を活用した都市計画や流域・地域管理などの対策の根拠を確立するとともに、生態系を活用した問題解決及びその実装に向けた各生態系の管理や空間配置の方針の検討と提案を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

都市、流域、沿岸を対象とし、都市緑地や農業景観の広がる流域、干潟などの海辺に関わる問題を解決し得る生態系の機能とサービスについて、定量的かつ多面的に解析・評価する。これにより、生態系機能を活用した都市計画や流域・地域管理などの対策の根拠を確立するとともに、生態系を活用した問題解決及びその実装に向けた各生態系の管理や空間配置の方針の検討と提案を行う。

今年度の研究概要

都市、流域、沿岸の各地域において問題解決のために活用が期待される生態系機能・サービスについての評価を行う。都市の緑地等について、OECMとしての利活用に関する情報収集を行うと共に、地域の送粉生態系への貢献を評価するため訪花昆虫の多様性調査を行う。流域において、農地からの栄養塩負荷量に対するinput制御とoutput制御の効果を評価する手法を検討し、関東周辺の谷津地形において試行的な調査を行う。沿岸において、沿岸生物の保全と浜辺の賑わい創生について得られた地域知の利活用を行い、その効果を調査する。

外部との連携

東京都環境科学研究所、川崎市環境総合研究所、山梨県衛生環境研究所

課題代表者

今藤 夏子

  • 生物多様性領域
    環境ゲノム研究推進室
  • 室長(研究)
  • 博士(学術)
  • 生物学
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担当者