- 予算区分
- AS 災害環境研究
- 研究課題コード
- 1717AS001
- 開始/終了年度
- 2017~2017年
- キーワード(日本語)
- バイオアッセイ,エンドトキシン,地下水,医薬品類,下水マーカー
- キーワード(英語)
- Bioassay,Endotoxin,Groundwater,Pharmaceutical,Sewage Marker
研究概要
バイオアッセイは災害時における迅速分析法として有望であるが、実際の水環境における汚染源との関係に関する情報は限られている。昨年度の熊本市の地震後の地下水調査においては、活性濃度が最大となった時期は地点によって異なり、これは汚染源の流達時間に大きく起因すると考えられた一方、汚染源の種類やその季節変動等の影響も考慮する必要がある。本研究では、バイオアッセイを今後様々な地域で適用できるよう、異なる2地域において季節変動や下水マーカーとの関係を調べる。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
熊本市や東京都区部において河川水や地下水を経時的に採取し、バイオアッセイ結果やエンドトキシンの季節変動性を把握する。また、下水マーカーを含む化学分析・微生物学的分析を同時に行うことでバイオアッセイの下水と下水以外の寄与を調べ、環境水におけるバイオアッセイ結果の変動の要因を明らかにする。これらの調査により、地震後の熊本市の地下水におけるバイオアッセイ結果の変動要因を明らかにするとともに、東京都区部における平時のバイオアッセイデータを得る。
今年度の研究概要
上記に同じ
外部との連携
小林 淳(熊本県立大学)
頭士 泰之(産業総合研究所)