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独立行政法人国立環境研究所公開シンポジウム2006 『アジアの環境と私たち ─もう無関心ではいられない─ 』

  国立環境研究所では,毎年6月の環境月間にあわせて,公開シンポジウムを開催しています。今年は自然と社会経済活動を通したアジア地域とわが国の間の相互作用,すなわちわが国の環境がアジア地域から受ける影響,また逆に私たちの暮らしがアジア地域の環境に与える影響について,これまでの国立環境研究所の研究成果をもとにわかりやすくご紹介します。

1.メインテーマ:「アジアの環境と私たち-もう無関心ではいられない-」

2.内容:大塚柳太郎理事長による基調講演および国境を越える廃棄物や大気汚染の問題,温暖化がアジアの生態系や人の健康に与える影響に関する講演4件と研究者自らがパネルを用いて直接,対話しながらご説明するポスターセッションを予定

3.日時・会場

(1)京都会場
    開催日時:平成18年6月4日(日)12:00~17:00
    開催場所:シルクホール(京都市下京区四条通室町東入ル 京都産業会館8階)
    定員:約700名
    アクセス:京都市営地下鉄烏丸線四条駅・阪急京都線烏丸駅より徒歩3分

(2)東京会場
    開催日時:平成18年6月18日(日)12:00~17:00
    開催場所:メルパルクホール(港区芝公園2-5-20)
    定員:約1,200名
    アクセス:JR浜松町駅より徒歩10分/都営三田線芝公園駅より徒歩2分
         都営浅草線・大江戸線大門駅より徒歩4分

 公開シンポジウムに関する情報は随時次のwebページに掲載いたします。

 また,昨年度開催の公開シンポジウム2005の様子は,動画で次のwebページに掲載しています。

 参加ご希望の方は,参加希望会場(東京・京都),住所,氏名,年齢,職業,連絡先(電話番号,FAX番号,E-mailアドレス等)を明記の上,下記あてにE-mail,FAX又は葉書にてお申し込みください。折り返し,参加票をお届けします。また,上記webページからも参加登録が可能です。参加費は無料です。

国立環境研究所公開シンポジウム2006 登録事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋1-7-2 虎ノ門高木ビル
(株)インターグループ内 (担当:山口)
TEL:03-3597-1129,FAX: 03-3597-1097
E-mail:nies2006@intergroup.co.jp

国立環境研究所公開シンポジウム2006 プログラム


【基調講演】13:00~   理事長 大塚 柳太郎

【講演】13:20~16:20

1.寺園  淳:アジアを巡る私たちのごみ -日本とアジアで資源の循環を考える-
2.谷本 浩志:国境を越える対流圏オゾン -グローバル化する大気汚染の現在と将来-
3.唐  艶鴻:「世界の屋根」チベット高原から地球温暖化を考える-草原はどのくらい炭素を蓄積しているか-
4.小野 雅司:マラリア再考(再興)-環境との関わり,日本への影響-

【ポスターセッション】12:00~13:00,16:20~17:00

1.環境科学に関する疑問に対してわかりやすく研究成果を発信する
2.2050年からのバックキャスティング-脱温暖化社会に向けた日本、アジア、世界の挑戦-
3.AIM(アジア太平洋統合評価モデル)プロジェクトを通じたアジアの国々との共同研究
4.人工衛星による二酸化炭素観測データの炭素循環研究への利用
5.温室効果ガスインベントリ-アジアで経験を分かち合う-
6.都市・地域における炭素循環のマネージメント
7.建築物における地球温暖化対策-技術開発と対策効果検証の取り組み-
8.中国東北部における都市大気汚染の現状と健康への影響
9.東アジアの大気環境を常時監視する-沖縄辺戸岬大気・エアロゾル観測ステーション-
10.地衣類から大気汚染を探る-継続的な分布調査と遺伝的多様性による評価-
11.アジアにおける微細藻類-有効利用と環境問題-
12.雨が降ると東京湾はどうなるか?-降雨後の水質変化-
13.ダイオキシンを迅速低廉にはかる-バイオアッセイの導入-
14.メダカを用いた環境影響評価
15.卵の形から鳥類集団の異変を察知する
16.森林の分断化がまねく林床植物の衰退-サクラソウを例に-
17.飲料容器のごみはなぜ増えている?-消費者も無関心ではいられない-
18.子どもの肺換気量に関する研究-化学物質曝露評価のためのツールとして-
19.化学物質の環境リスク評価-さらなる環境施策の検討に向けて-
20.未来のために環境試料を長期保存する-環境試料タイムカプセル-
21.知りたい環境情報を見つけるには?