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 今年度から編集委員になり,すべての原稿をじっくり読むようになった。編集委員会では,様々な分野,階層の読者に分かりやすいように毎号推敲作業をしている。本号は大気汚染,健康影響関連の内容が多く私にはすんなり読めたので,今回の委員会は早く終わるだろうと期待していたところ,用語の意味が分からないなど,予想に反して長時間の会議となった。それだけこの研究所には異分野の職員が揃っているということでもある。さて,この作業を経た本号の内容は,分かりやすくなっているでしょうか。

 今年は省エネ対策強化で室温が17℃を下回らないと暖房が入らないことになり,未だに暖房が入らない。さすがに本号が配られる頃は入っているだろうが,地球環境問題解決の難しさを,冷えた指先でちょっぴり実感している。

(K.T.)