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 レーチェル・カーソンの「沈黙の春」以来35年余り経った今日,環境汚染は,ダイオキシン,環境ホルモン問題等々,益々複雑で深刻化しており,環境研究の重要性も増している。しかし折しも,所長の巻頭言でも取り上げられているように,2001年を目途にした国研の再編,エージェンシー化が計画されていて,環境研究(所)に対する風は決して温かいものではない。このような状況の中,このニュースの果たすべき役割も大きいと思われるので,読者の皆様の力もお借りして,少しでも良いものを提供していきたいと考えている。投稿や記事に対する忌憚のないご意見などをお待ちしています。

 今年度の編集委員は,高松武次郎(委員長;水土壌圏環境部),只見康信(研究企画官),久保恒男(総務部),高村健二(地球環境研究グループ),中村泰男(地域環境研究グループ),須賀伸介(社会環境システム部),白石不二雄(化学環境部),鈴木明(環境健康部),高藪縁(大気圏環境部),宇都宮陽二朗(水土壌圏環境部),赤塚輝子(事務局;環境情報センター)です。よろしくお願い申し上げます。

(T. T. )