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 年明けの関東地方では例年になく雪の日が多く,交通の麻痺,事故を心配する日々が続きました。昨今の天気予報ではこの大雪が本号でも紹介のあるエルニーニョの影響であろうとコメントされていました。早期のエルニーニョの原因解明が期待されます。

 本号の巻頭言には当研究所の第5代所長を務められた不破先生からの寄稿を賜りました。環境研究の草分け的役割を果たされてきた先生の研究の在り方に関するご意見について,読者の皆様はどのようにお感じになられたでしょうか。現在,行政改革の動向を踏まえて当研究所でも今後の研究の在り方について活発な議論がされ始めています。研究の現場においては様々な切り口,アプローチがありますが,共通する研究目標の一つが環境問題の理解や環境保全への貢献であることは間違いありません。来世紀においても当研究所がそうした役割を担うことができる存在でありたいと思います。(H. K. )