2013年10月31日
「国立環境研究所における影響曝露モデルに関する研究」のあゆみ
国立環境研究所では、環境リスクに関するさまざまな研究を行ってきました。
ここでは、その中から、環境曝露モデルに関するものについて、そのあゆみを紹介します。
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輸送・循環システムに係る環境負荷の定量化と環境影響の総合評価手法に関する研究(1996〜1998年度)
自動車交通および廃棄物処理等の事例研究により、環境負荷およびこれによる環境影響を総合的に評価する手法を開発することを目的として実施された研究であり、この中で、人間活動や排出量、健康へのリスク分布などの地理的データを総合的な情報システム上に構築するという基本的なアイディアが提案されました。 -
内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクト(2001〜2005年度)
プロジェクトのサブ課題としてリスク管理と評価のための統合情報システムに関する研究を行い、この中で河道構造の研究やモデルの基礎開発の課題を進めました。 -
化学物質曝露に関する複合的要因の総合解析による曝露評価プロジェクト(2006〜2011年度)
プロジェクト研究の中で、モデル開発を進めるとともに、農薬モデルの開発とフィールド観測による検証調査などを行いました。 -
化学物質リスク管理の戦略的アプローチに関する研究(2012年度〜)
モデル開発の推進とともに、時空間分解データにもとづくリスク管理戦略の確立のための概念的研究を合わせて進めています。
これらの事業、プロジェクト、研究は以下のスタッフ組織によって実施されています(所属は当時、敬称略)
研究・事業担当者
- 国立環境研究所鈴木規之、櫻井健郎、今泉圭隆、河合徹、村澤香織、南齋規介、小林淳、松橋啓介、森口祐一、田邊潔、白石寛明、中杉修身、森田昌敏、白石不二雄、中島大介、林岳彦、Solovieva Elena
- グダンスク大学(ポーランド)Tomasz Puzyn, Karolina Jagiełło, Anita Sosnowska, Katarzyna Odziomek, Agnieszka Gajewicz
- 徳島大学山本裕史
- 新潟薬科大学川田邦明
- 北京師範大学(中国)曹紅斌
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