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本データセットは、南鳥島のモニタリングステーションにおいて採取された大気試料に基づく大気中O2/N2比とCO2モル分率の時系列データです。タワーの地上20mの高さに設置された吸気口からポンプによって吸引された大気試料は、パイレックス製ガラスフラスコに充填されます。採取された大気試料は国環研の研究室に送られ、そこでO2/N2比とCO2モル分率が測定されます。
概要
作成者
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データ公開日
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2023/08/30
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データ提供期間
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2011/09/21 - 2022/04/05
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データ提供機関
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国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp |
DOI
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ファイル形式
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データ容量
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16.6 KB
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バージョン
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Ver.1.0(最終更新日: 2023/08/30)
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データセットの言語
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英語
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データセット
観測項目
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O2/N2比、CO2モル分率
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精度
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5 per meg
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観測期間
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2011年09月21日開始(継続中)
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緯度・経度
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北緯24.2883度、東経153.9833度
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高度等
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【標高】7.1m、【大気採取高 (地上高)】20m、【高度】27m
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測定方法
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地上20m(海抜27m)の鉄製モニタリングタワーに設置された吸気口から、ダイヤフラムポンプにより外気をステンレスチューブを通って地上の観測室に取り込みます。水蒸気を減らすために低温トラップ(-40℃)を通過させた後、除湿された大気試料は、バイトンOリングで気密を保たれた2つのガラス製ストップコックを備えたパイレックス製ガラスフラスコに0.2 MPa(大気圧+0.1 MPa)の圧力で充填されます。採取された大気試料は国立環境研究所の研究室に返送され、O2/N2比およびCO2モル分率が、熱伝導率検出器(GC/TCD)を備えたガスクロマトグラフおよび非分散型赤外分析装置(NDIR)によってそれぞれ測定されます。
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計算方法
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大気試料のO2/N2比は次式、δ(O2/N2)={(O2/N2)サンプル/(O2/N2)基準-1}x106、に従ってある基準ガスからの相対偏差として報告され、パーメグ(per meg)という単位で表されます。報告されたδ(O2/N2)値とCO2モル分率は、NIESオリジナルのO2/N2スケールとNIES 09 CO2スケールに基づいて決定されます。
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キーワード
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【フリーワード】 大気酸素
【GCMD_Platform】Ground station
【GCMD_Science】Global carbon cycle
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更新履歴
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【2023/08/30】 2011年から2022年までのデータは、NASA Ames Format 1001にまとめられている。Ver.1.0.
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備考
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離散フラスコサンプル
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貢献者
研究者
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データ管理者
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データ管理者
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参考情報
参考文献
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Tohjima, Y. (2000), Method for measuring changes in the atmospheric O2/N2 ratio by a gas chromatograph equipped with a thermal conductivity detector, J. Geophys. Res., 105, 14,575–14,584, doi:10.1029/2000JD900057.
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助成機関名
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Ministry of the Environment(環境省)
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助成番号
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E1451
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利用規約*
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ライセンス
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引用の書式
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本データセットを引用する場合は、以下のように表記しなければならない。
遠嶋ら(2023)、南鳥島で採取された大気試料のCO2/N2比とCO2モル分率、Ver.x.x *1、国立環境研究所、DOI:20230830.003. (参照*2: YYYY/MM/DD)
*1 バージョン番号はファイル名に記載されている。 *2 参照年月日は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。 |