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国立環境研究所研究報告R-178-2003
「交差点周辺の大気汚染濃度分布に関する風洞実験 (179p.)」

風洞実験では,実市街地における風向・風速の大きな変動や交通量の変化を現実のとおりに再現することはできない。むしろ風洞実験は,これらの不規則に変化する量を固定し,現象をより単純に模擬する。こうすることによって,たくさんある要因の影響をひとつひとつ切り分けて調べ,現象を深く理解することができる。

ここでは,国立環境研究所の大気拡散風洞に実在交差点周辺市街地の模型を設置して行った,拡散実験の結果を報告する。後背地を含めた交差点周辺の濃度分布を詳細に測定し,さらに,高架道路に覆蓋された幹線道路(ストリートキャニオン)内部の気流と沿道大気汚染物質の濃度分布を調べた。

実験によって得られた風速と濃度分布データは,数値シミュレーションの検証にも役立つと考える。


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