- 研究課題コード
- 2125AV013
- 開始/終了年度
- 2021~2025年
- キーワード(日本語)
- 標準化,網羅分析,同位体分析
- キーワード(英語)
- Standardization,Non-target Analysis,Isotope Analysis
研究概要
様々な環境試料に含まれる元素・同位体や化学物質、ナノプラスチックを精確に計測するための手法開発とその標準化や実環境への適用を行う。分析試料中に含まれている元素や同位体比の精確な分析法、化学物質の効果的な捕集分離精製法、多数の物質を一斉に分析するための手法やデータ解析法の開発と標準化、ナノプラ粒子の作製と蛍光標識化の過程を通じ、環境計測精度の維持・向上ならびに関連研究分野の進展に資する。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
新しい発想に基づく環境試料捕集法や試料直接導入法などの試料処理法の開発、マルチコレクター誘導結合プラズマ質量分析計や二次元ガスクロマトグラフ飛行時間型質量分析計、原子間力顕微鏡赤外分光分析計、熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計などを用いた機器分析法との組み合わせによる環境化学計測の高度化・標準化を目指し、実環境試料、長期保存試料、環境標準物質、蛍光ナノ粒子への適用を進める。
今年度の研究概要
引き続き実環境におけるモニタリングを継続し、通年での濃度変動を把握する。またMDLなど分析法の評価を実施する。
外部との連携
National Institute of Environmental Research
福岡県保健環境研究所
神奈川県環境科学センター
東洋大学
東京理科大学
- 関連する研究課題
- : 環境リスク・健康分野(ア先見的・先端的な基礎研究)
- : 基盤計測研究(ア先見的・先端的な基礎研究)
- : 基盤計測業務(ウ知的研究基盤整備)