- 研究課題コード
- 2424AI001
- 開始/終了年度
- 2024~2024年
- キーワード(日本語)
- 危機対応,災害,拡散モデル
- キーワード(英語)
- crisis response,disaster,dispersion model
研究概要
災害事故時における有害物質の放出・拡散に対応可能な拡散シミュレーションの技術開発を実施する。危機発生時において、緊急時モニタリングと数値シミュレーションに基づいて、有害物質の拡散範囲を予測・可視化することを最終目標とする。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:政策研究
全体計画
災害事故時における有害物質の拡散シミュレーションの技術開発を最終目的に、下記の課題を実施する。
1.拡散シミュレーションに求められる課題の整理
2.拡散シミュレーションモデルの開発及び非日常事象への適用に関する研究レビュー
3.物質の種類毎の適用可能性の技術的検討
4.拡散シミュレーションモデルの社会実装に必要な関連情報の整備状況の調査
5.事象発生時の迅速な情報収集と情報活用の仕組みの検討
今年度の研究概要
全体計画の内、本年度は下記の課題に取り組む。
1.過去の事故事例のレビューやニーズ等の整理。
2.有害物質の放出・拡散に対応可能な拡散シミュレーション技術のレビュー
3.対象物質の環境影響や物理化学的性質の整理、および過去の事故事例の再現計算
4.利用可能な気象データの調査
5.過去の緊急時のデータ収集、及び緊急時のデータ収集手法の検討
- 関連する研究課題
- : 災害環境分野(ア先見的・先端的な基礎研究)