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令和6年度鳥類の被害防止に係る農薬登録基準設定に関する文献等調査業務(令和 6年度)
Literature survey for setting the registration standard of pesticide to prevent harm to avian species

研究課題コード
2424BY009
開始/終了年度
2024~2024年
キーワード(日本語)
農薬,鳥類,リスク評価
キーワード(英語)
pesticide,avian species,risk assessment

研究概要

農薬取締法に基づき、環境大臣が定める鳥類の被害防止に係る農薬登録基準の設定に当たっては、鳥類に対する農薬の毒性をより実態に則して評価するため、申請者から提出される鳥類の毒性試験成績に加え、公表されている文献や研究報告書における毒性データを収集し、信頼性のあるデータは評価に活用することとしている。本業務では、国内外の文献及びデータベースから鳥類の毒性データを収集・整理して信頼性評価を行うとともに、基準値の検討のための資料を作成することにより行政支援調査・研究を実施するとともに、農薬の環境リスク評価管理手法の社会実装に貢献することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

(1)鳥類の毒性データの収集等
(2)評価書案等の作成/申請者への確認事項の整理
(3)評価書案を補足する資料の作成

今年度の研究概要

(1)鳥類検討会で審議対象となる農薬について評価書、および文献検索データベースを用いて毒性情報を収集し、一覧表にまとめ、さらに農薬取締法テストガイドライン、「鳥類の被害防止に係る農薬の評価ガイダンス」との整合性を吟味しつつ詳細な信頼性評価を実施する。
(2)農薬について評価書案を作成する。評価書案には、毒性試験結果、鳥類予測ばく露量の計算、総合評価を含むこととし、毒性試験結果は、申請者から提出された毒性試験成績及び毒性値一覧表の中から信頼性ランク案が一定以上のものを記載する。
(3)必要に応じて、評価書案を補足する資料を作成する。

関連する研究課題
  • : 環境リスク・健康分野(イ政策対応研究)

課題代表者

大野 浩一

  • 環境リスク・健康領域
    環境リスク科学研究推進室
  • 室長(研究)
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