- 研究課題コード
- 2426TZ002
- 開始/終了年度
- 2024~2026年
- キーワード(日本語)
- 脱炭素,エネルギー,モデル
- キーワード(英語)
- decarbonization,energy,model
研究概要
本研究は革新的な脱炭素化技術の評価を目的とする。具体的には、空気中の二酸化炭素を利用した合成燃料や再生可能エネルギーから生成する水素・アンモニア、高性能蓄電池、省エネ技術など、脱炭素エネルギーシステムの構築に関わる技術の役割を評価する。日本側チームは、エネルギーシステムと経済システムを整合的に描きつつ、世界全域を対象とした新しい統合評価モデルを開発する。国際頭脳循環の観点からは、両チームが派遣を通じて交流を重ねることで、国際的に活躍する若手研究者の育成を目指す。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:政策研究
全体計画
本課題は既にJSTにより採択されており、2024年2月より開始されるところ、国環研はJSTならびに研究代表機関(京都大学)の了解の下、2024年度から追加的に途中参画するものである。研究分担者・研究協力者の相手方機関(IIASA)への数週間〜数か月の派遣(出張)、相手方機関から国内参加機関への専門家招聘などが実施内容に含まれる。また、2024年度については短中期の出張を通じて連携準備を進め、さらに代表機関との協議を通じて2025年度・2026年度にはより重点的な共同研究実施を想定している。
今年度の研究概要
世界規模エネルギーシステムモデルの開発及びそれを用いた革新的なエネルギー技術評価と脱炭素エネルギーシステムの提示に関して、2024年度は短中期の出張を通じて連携準備を進める。
外部との連携
京都大学工学研究科(藤森真一郎教授)が研究代表を務める研究への参画であり、海外研究機関であるIIASAと連携して研究実施する。
課題代表者
高橋 潔
- 社会システム領域
- 副領域長
- 博士(工学)
- 土木工学,工学
担当者
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増井 利彦社会システム領域
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高倉 潤也社会システム領域
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土屋 一彬社会システム領域
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Silva Herran Diego社会システム領域