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リモートセンシングとビッグデータにもとづく熱ストレス分析と都市計画への応用(令和 6年度)
Thermal physiological analysis with remote sensing and big data for urban design

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
2124CD009
開始/終了年度
2021~2024年
キーワード(日本語)
リモートセンシング,熱環境,都市計画,ビッグデータ,人工知能
キーワード(英語)
remote sensing,thermal environment,urban planning,big data,artificial intelligence

研究概要

リモートセンシングとビッグデータ分析の融合により、マルチスケールでの典型的な都市熱環境時空間情報抽出を通じて、都市における熱ストレスを監視するシステムを構築し、都市環境行政に適用するほか、都市環境計画(都市デザイン)、人間居住環境の管理・改善技術の提供など、環境モニタリング技術と環境評価能力の向上へ寄与することを目的とする。リモートセンシングデータからの地表面温度情報抽出を通じた、都市熱環境に関するマルチスケールの時空間情報構築を東京などの都市を対象に実施するものであり、都市における多様な熱ストレスの時空間分布をいかにして描き出すかを課題としている。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

リモートセンシングとビッグデータ分析の融合により、マルチスケールでの典型的な都市熱環境時空間情報抽出を通じて、都市における熱ストレスを監視するシステムを構築し、環境行政に適用することを目的とする。また、中心市街地におけるデータ抽出、熱環境分析、熱ストレスのリスク評価への技術的向上など、リモートセンシングの情報プロダクツに関する研究開発、応用、サービスレベルの向上への貢献が見込まれる。さらに、高時間解像度のモニタングデータを分析し、大量の知見を抽出して地域環境モニタリングや地域環境計画策定支援に生かすべく、人工知能による判別と類型化のルーチンを確立し、都市空間の広域化と構造の多様化に対応する手法を具現化する。

今年度の研究概要

当初の想定に反し、ドイツでの現地調査において予定していた現地研究協力者の協力が、急遽協力者本人の都合により得られないことが判明した。
日程調整の結果、当該現地研究協力者の協力が可能となる令和6年10月にドイツ現地調査を延期して実施することになった

外部との連携

研究分担者:白木洋平(立正大学・データサイエンス学部・教授),大西暁生(横浜市立大学・データサイエンス学部・教授)

備考

延長課題

課題代表者

一ノ瀬 俊明

  • 連携推進部
    研究連携・支援室
  • 専門職
  • 博士 (工学) (東京大学)(都市工学専攻論文博士)
  • 土木工学,地理学
portrait

担当者