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「植物気候フィードバック」の推進支援活動
総括班(令和 6年度)
Plant-climate feedbacks

研究課題コード
2327CD005
開始/終了年度
2023~2027年
キーワード(日本語)
揮発性有機化合物
キーワード(英語)
volatile organic compound

研究概要

大気中CO2濃度の急激な上昇およびそれに伴う気候変動によって、植物の季節的活動に異変が生じている。植物は気候から影響を受けるだけでなく、大気の組成や気候を改変するフィードバック効果を発揮する。植物の葉や花から放出される揮発性有機化合物(BVOCs: biogenic volatile organic compounds)は、太陽放射収支や降雨量を左右することや、対流圏のオゾン生成にも寄与することが明らかとなっている。本研究領域では、植物の季節活動と気候との動的なフィードバックを遺伝子レベルから解明する新分野「植物気候フィードバック」を創出するための研究推進支援を目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

大気中CO2濃度の急激な上昇およびそれに伴う気候変動によって、植物の季節的活動に異変が生じている。植物は気候から影響を受けるだけでなく、大気の組成や気候を改変するフィードバック効果を発揮する。植物の葉や花から放出される揮発性有機化合物(BVOCs: biogenic volatile organic compounds)は、太陽放射収支や降雨量を左右することや、対流圏のオゾン生成にも寄与することが明らかとなっている。本研究領域では、植物の季節活動と気候との動的なフィードバックを遺伝子レベルから解明する新分野「植物気候フィードバック」を創出するための研究推進支援を目的とする。

今年度の研究概要

高精度かつハイスループットなBVOC観測体制を構築する。具体的には吸着管のハイスループット分析に対応した前処理装置を開発し、新たに調達するGC/MS/FIDと組み合わせる。

外部との連携

九州大学、龍谷大学、国立科学博物館、かずさDNA研究所、農業・食品産業技術総合研究機構、名古屋大学、横浜市立大学、京都大学、国際農林水産業研究センター、滋賀大学、奈良先端科学技術大学院大学

課題代表者

斉藤 拓也

  • 地球システム領域
    物質循環観測研究室
  • 上級主幹研究員
  • 博士(地球環境科学)
  • 化学
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