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脱炭素社会に向けた行動変容の選択実験と政策介入シミュレーションモデル開発(令和 6年度)
Simulation model development and choice experiments for behaviour change towards decarbonized society

研究課題コード
2426CD011
開始/終了年度
2024~2026年
キーワード(日本語)
社会シミュレーション,ライフサイクル評価,選択実験,行動変容,脱炭素社会
キーワード(英語)
Social simulation,Life cycle assessment,Choice experiment,Behavioural change,Decarbonized society

研究概要

脱炭素社会に向けて、消費者のライフスタイルに起因する温室効果ガス排出の削減が求められているが、大幅な排出削減につながる行動変容が生じるにはどのような政策介入が必要かは明らかにされていない。本研究では、ライフサイクル評価(LCA)、エージェントベースモデル(ABM)、選択実験を組み合わせることで、政策シナリオを想定した行動変容シミュレーションを実施し、脱炭素社会に向けた行動変容が生じるために有効な需要側に着目した政策介入を明らかにする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

令和6年度は、脱炭素行動の決定要因とモデル化手法に関する文献レビューを行い、行動科学の知見に基づく消費者行動モデルの開発および脱炭素型の製品サービスの購入や利用に関する選好を把握するための消費者調査に着手する。
令和7年度は、消費者行動モデルの開発を継続するとともに、脱炭素型の製品サービスの購入や利用に関する選好を明らかにする消費者調査の分析を行う。
令和8年度は、脱炭素行動に関するシミュレーションモデルを用い、消費者調査で把握した選好・行動パターンと供給システムに関するLCAデータを接続し、脱炭素社会に向けた行動変容・政策介入シミュレーション実験を行う。

今年度の研究概要

脱炭素行動の決定要因とモデル化手法に関する文献レビューを行い、行動科学の知見に基づく消費者行動モデルの開発および脱炭素型の製品サービスの購入や利用に関する選好を把握するための消費者調査に着手する。

外部との連携

東京大学

関連する研究課題

課題代表者

小出 瑠

  • 資源循環領域
    国際資源持続性研究室
  • 主任研究員
  • 博士(工学)、修士(政策分析)
  • 工学,政策学
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担当者