- 研究課題コード
- 2125FP134
- 開始/終了年度
- 2021~2025年
- キーワード(日本語)
- 生態リスク,健康リスク,化学物質
- キーワード(英語)
- ecological risk,health risk,chemical substances
研究概要
先見的・先端的な基礎研究として、多種多様な化学物質群等の環境中の有害因子に関し、将来世代を含むヒトの健康及び生態系への影響の解明と因子や機序の解明並びに試験法・予測手法・評価手法などの開発を基礎研究と政策対応研究を総合させて進める。
具体的には
・多種多様な化学物質(群)の環境中生物への有害影響について分子レベルから個体・個体群レベルで評価する研究
・化学物質の環境経由の曝露・影響実態の把握手法及び予測手法の高度化
・調査・実験・モデル解析を融合した生態系かく乱要因の新たな影響評価手法の開発
・化学物質等のリスク管理の体系化と動態や曝露評価に関する研究
・マイクロプラスチックやPM2.5等の環境汚染物質の健康影響評価法開発と影響メカニズム解明
・複数の環境要因または疾患、次世代影響等を勘案した新たな健康影響評価及び機序解明
・生体影響評価研究室:脳神経系等への生体影響評価及び機序解明研究
・バイオマーカーを用いた生涯曝露測定(エクスポゾーム)測定手法についての研究
・環境汚染物質や環境因子の健康影響を解明する疫学研究
・エコチル調査の基盤となる疫学研究の統計解析手法の検討についての研究
を進める。
今年度の研究概要
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課題代表者
山本 裕史
- 環境リスク・健康領域
- 領域長
- Ph.D.
- 化学,生物学,土木工学