- 研究課題コード
- 2323KZ001
- 開始/終了年度
- 2023~2023年
- キーワード(日本語)
- ノンターゲット分析,精密質量,堆積物コア
- キーワード(英語)
- non-target analysis,accurate mass,sediment core
研究概要
これまで開発してきたノンターゲット分析手法を用いて環境試料バンクに保管されている堆積物コア試料を測定し、試料採取当時の分析手法(ターゲット分析)では見逃していた化合物を含む有機ハロゲン化合物の網羅的探索を行うことで、本手法の有用性を評価する。堆積物コア試料を用いることにより、過去から近年まで蓄積されている化学物質の時系列変化の解析が可能となり、新たな知見が得られることが期待される。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
GC×GC-HRToFMS(2種のイオン化法)を用いて愛媛大学 生物環境試料バンク(es-BANK)に保管されている日本海深海堆積物コア試料を測定し、有機ハロゲン化合物の網羅的探索を行うと共に、それらの分布と消長を明らかにする。同試料は、従来のターゲット分析手法でも測定を行い、既知の人為起源有機ハロゲン化合物と新たに検出された化合物の比較解析を行う。
今年度の研究概要
上記の全体計画にそって、研究を行う。
外部との連携
愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 国末 達也 教授
備考
愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 共同利用・共同研究拠点「化学汚染・沿岸環境研究拠点」共同研究
- 関連する研究課題
- : 基盤計測研究(ア先見的・先端的な基礎研究)
- : 基盤計測業務(ウ知的研究基盤整備)