- 研究課題コード
- 2222AV001
- 開始/終了年度
- 2022~2022年
- キーワード(日本語)
- ペルおよびポリフルオロアルキル物質,廃棄物,酸化性前駆体総濃度測定法
- キーワード(英語)
- Per- and polyfluoroalkyl substances,Waste,Total oxidizable precursor assay
研究概要
国立環境研究所の廃棄物中ペル及びポリフルオロアルキル物質(以下「PFAS」という。)の分析技術と、ユーロフィン日本環境株式会社のPFASの新規分析技術を組み合わせ、廃棄物に含まれるPFASの実態把握の高度化を行う。これにより、廃棄物中PFAS分析法について物質網羅性が飛躍的に改善されるとともに、既存の分析法では測定困難であったPFASに関する実態が明らかになることが期待される。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備
全体計画
廃棄物試料の採取と調製、及び高分解能質量分析法によるPFAS分析、酸化性前駆体総濃度測定法(total oxidizable precursor assay)(以下「TOP assay」という。)をベースとした新規分析法の最適化と廃棄物試料のPFAS分析、及び欧米諸国で先行する新規分析法に関する情報収集を行う。
今年度の研究概要
廃棄物埋立地の浸出水試料を採取し、液体クロマトグラフィー高分解能質量分析法によるPFAS分析を行った。また、TOP assayをベースとした新規分析法について情報収集を行い共有するとともに、浸出水試料についてTOP assayの最適化を検討した。
外部との連携
ユーロフィン日本環境株式会社
備考
ユーロフィン日本環境株式会社との共同研究
- 関連する研究課題
- 26422 : PJ3_全懸念化学物質の多重・複合曝露の把握を目指した包括的計測手法の開発に関する研究
- : 資源循環分野(ア先見的・先端的な基礎研究)
課題代表者
松神 秀徳
- 資源循環領域
試験評価・適正管理研究室 - 主幹研究員
- 環境学博士
- 化学