- 研究課題コード
- 1322AQ001
- 開始/終了年度
- 2021~2025年
- キーワード(日本語)
- GCP,炭素管理,都市,炭素収支
- キーワード(英語)
- GCP,Carbon management,Urban,Carbon budget
研究概要
グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)は、グローバルな炭素循環について、自然によるものと人間の活動によるものとを総合的に研究し、持続可能な地球環境のための政策立案と意思決定をサポートする国際共同研究プロジェクトである。2015年からはフューチャーアース国際プログラムのコアプロジェクトの一つとして位置づけられている。GCPつくば国際オフィスでは、国際ネットワークを通じ、特に日本やアジア諸国におけるGCPの研究成果の普及を促進するほか、国際的な研究連携を支援することにより、GCPの活動に貢献する。
研究の性格
- 主たるもの:行政支援調査・研究
- 従たるもの:
全体計画
GCPつくば国際オフィスは、自然科学・社会科学の分野を横断し炭素管理の将来の方向を研究する。主に以下の活動を通じ、GCPの研究活動を推進する。
1. GCPつくば国際オフィスのHPからの情報発信を強化し、キャンベラ国際オフィスと連携して、効率的にGCPによる研究成果を発信・普及する。
2. 国立環境研究所内外の研究者の協力を得て、GCPが推進する研究課題に関する科学的なワークショップおよびイベントを開催し、専門家間の知見の共有・議論を促進するとともに、一般へのアウトリーチの機会とする。
3.フューチャーアースの国内外の活動とも連携して、GCPの研究活動を支援し、日本およびアジアにおけるネットワークを強化・拡大する。特に「都市と地域における炭素管理(URCM)」および「グローバルなネガティブエミッション技術管理(MaGNET)」を支援し、関連研究課題に関する連携の機会を探る。
今年度の研究概要
今年度は主に以下の業務を実施する。
・GCPつくば国際オフィスのホームページの整備・改訂により、研究データ・情報を関連研究者や一般に広く提供・発信
・GCPによる「世界のCO2収支」年次報告に関する報道発表および成果を普及する(2022年12月-2023年2月)
・フューチャーアース日本ハブと協力して、GCP内外の研究者間の研究連携を主導および促進することにより、GCP内の研究推進を支援
・GCP科学運営委員会(SSC)の共同開催および出席
外部との連携
GCPキャンベラオフィス(オーストラリア)、フューチャーアース日本ハブ事務局、総合地球環境学研究所、公益財団法人地球環境戦略研究機関、東京大学、慶應義塾大学、ラドバウド大学ナイメーヘン経営大学院(オランダ)
- 関連する研究課題
- : 地球システム分野(ウ知的研究基盤整備)