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資源循環型社会構築に向けたアルミニウム資源のアップグレードリサイクル技術開発(令和 3年度)
Development of Up-grade Recycling Technology of Aluminum for the Resource Circular Society

研究課題コード
2123KA001
開始/終了年度
2021~2023年
キーワード(日本語)
アルミニウム,リサイクル,アップグレード
キーワード(英語)
aluminum,Recycling,Upgrading

研究概要

アルミニウムのスクラップから展伸材用途への利用を可能とするアップグレードリサイクルを実現し、アルミニウム資源をほぼ完全に循環利用する高度資源循環社会を構築する。このために、先導研究で実施されたLCA 評価、AI 解析をさらに発展・融合させ、実証スケールの研究開発戦略の策定を支援するとともに、アルミニウム使用製品の将来需要推計により、国内外の環境影響を評価し、事業戦略の策定を支援する。国立環境研究所では、需要推計を支援すべく、マテリアルフロー分析によりアルミニウムのアップグレードリサイクルプロセスの評価を担当する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

[2021年度] LCA 評価に向けて、エイゾスが、先導研究において得られた成果のレビューを行うともに、研究開発項目??の技術の実証スケールにおけるプロセス情報の収集を行う。AI 解析に向けて、エイゾスが、AI を用いたプロセス最適化手法を適用するためのテーマの選定と学習データ整備を行う。将来需要推計に向けて、エイゾス、東京大学空間情報科学研究センター(空間情報)、東京大学先端科学技術研究センター(ウェブ情報)、東京大学工学部・国立環境研究所・総合地球環境学研究所(統計情報・技術情報)と連携し、推計モデルの検討とデータ整備、モデル検証のためのケーススタディ等を行う。上記で得られた結果は全体会合や参画機関のミーティングにおいてフィードバックを行い、事業戦略・研究開発戦略策定に向けた提言を行う。併せて、上記研究開発に関連した研究開発戦略・事業戦略に関する意思決定ツールの開発やデータ整備等を行う。また、成果や解析ツール等についてHP や展示会、学会などで積極的に情報発信を行う。
[2022年度] LCA 評価に向けて、エイゾスが、2021年度の成果についてレビューを行うとともに、研究開発項目??の技術の実証スケールにおけるインベントリ情報の収集を行う。AI 解析に向けて、エイゾスが、研究開発項目??のプロセスに対してAI を用いたプロセス最適化手法を適用する。将来需要推計に向けて、エイゾス、東京大学空間情報科学研究センター(空間情報)、東京大学先端科学技術研究センター(ウェブ情報)、東京大学工学部・国立環境研究所・総合地球環境学研究所(統計情報・技術情報)と連携し、推計モデルの開発とデータ整備、モデル検証のためのケーススタディ等を行う。また、将来需要推計に関するソーシャルメディア分析については、国際カンファレンス「Web Intelligence」で報告予定とする。上記で得られた結果は全体会合や参画機関のミーティングにおいてフィードバックを行い、事業戦略・研究開発戦略策定に向けた提言を行う。併せて、上記研究開発に関連した研究開発戦略・事業戦略に関する意思決定ツールの開発やデータ整備等を行う。また、成果や解析ツール等についてHP や展示会、学会などで積極的に情報発信を行う。
[2023年度] LCA 評価に向けて、エイゾスが、2022年度の成果についてレビューを行うとともに、研究開発項目??の技術の実証スケールにおける環境影響評価を行う。AI 解析に向けて、エイゾ
スが、研究開発項目??のプロセスに対してAI を用いたプロセス最適化手法を適用する。将来需要推計に向けて、エイゾス、東京大学空間情報科学研究センター(空間情報)、東京大学先端科学技術研究センター(ウェブ情報)、東京大学工学部・国立環境研究所・総合地球環境学研究所(統計情報・技術情報)と連携し、推計モデルの開発とデータ整備、モデル検証のためのケーススタディ等を行う。また、将来需要推計に関するソーシャルメディア分析については、国際カンファレンス「Web Intelligence」で報告予定とする。上記で得られた結果は全体会合や参画機関のミーティングにおいてフィードバックを行い、事業戦略・研究開発戦略策定に向けた提言を行う。併せて、上記研究開発に関連した研究開発戦略・事業戦略に関する意思決定ツールの開発やデータ整備等を行う。また、成果や解析ツール等についてHP や展示会、学会などで積極的に情報発信を行う。

今年度の研究概要

研究開発項目??の各テーマの進捗をみながら、LCA、AI 解析を実施する。(エイゾス)将来需要推計に関する情報収集・データ整備等の準備を進め、解析アプローチの素案を作成する。(エイゾス,東京大学,国立環境研究所,総合地球環境学研究所)
国立環境研究所では、解析手法の検討と共に合金種別のアルミニウムのマテリアルフローデータの整備に取り組む。

外部との連携

エイゾス、東京大学、総合地球環境学研究所
代表者(LCA・戦略策定支援):河尻耕太郎

関連する研究課題

課題代表者

中島 謙一

  • 資源循環領域
    国際資源持続性研究室
  • 主幹研究員
  • 博士(工学)
  • 工学,材料工学
portrait

担当者