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琵琶湖の水・湖底環境の健全性評価に関する調査研究(令和 3年度)
Research on water and lake-bottom environment for soundness evaluation of Lake Biwa

研究課題コード
2122MA001
開始/終了年度
2021~2022年
キーワード(日本語)
溶存有機物,リン,全層循環,底泥溶出,琵琶湖
キーワード(英語)
dissolved organic matter,phosphorus,vertical circulation,benthic flux,Lake Biwa

研究概要

琵琶湖の湖水柱における物質循環を解明するために、琵琶湖において知見が極めて少ない溶存有機物と溶存態リンの生物利用性と動態解明を行う。湖底環境については、全層循環未完了メカニズムの推定や底層溶存酸素量の変動因子の把握、底泥溶出フラックスの算定を目指し、新規的研究手法を適用した調査を展開する。得られた結果から、琵琶湖の水・湖底環境の健全性を評価し、改善対策の立案に繋がる成果に結実することを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

琵琶湖における有機物循環の中心である溶存有機物や植物プランクトンの増殖制限因子であるリンについて、その特性や起源解析に関わる研究を推進する。得られたデータを現有の琵琶湖流域水物質循環モデルに反映させ、琵琶湖の環境保全対策の効果に係る予測の高精度化を目指す。湖底環境について、底泥溶出や底泥酸素消費量の定量評価手法の開発・改良を推進する。また、琵琶湖北湖の底層溶存酸素量動態に支配的な影響を及ぼす全層循環のメカニズム解析を行う。得られた知見から湖水柱と湖底環境の連動関係や両者の生態系への影響を把握する。

今年度の研究概要

溶存有機物の分子サイズデータの取得と難分解性溶存有機物の起源推定を行う。一般的な測定手法では検出限界以下となる琵琶湖北湖の溶存態リンに対し、イオンクロマトグラフィーによる新規測定法を導入して定量的データ取得可能なモニタリング体制を築く。底泥溶出フラックス算定のための手法開発を進める。

外部との連携

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

関連する研究課題

課題代表者

霜鳥 孝一

  • 地域環境保全領域
    琵琶湖分室(地域)
  • 研究員
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担当者