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アジアにおける気候変動と人間の健康:現在の影響,将来リスク,および緩和政策の健康便益(令和 3年度)
Climate change and human health in Asia: current impacts, future risks, and health benefits of mitigation policies

研究課題コード
2123TZ001
開始/終了年度
2021~2023年
キーワード(日本語)
気候変動,健康影響,適応
キーワード(英語)
climate change,health impact,adaptation

研究概要

世界の中でも気候変化の影響を受けやすいと考えられているアジア太平洋地域において、気候変化による健康への影響を評価するために必要な各種データの収集と解析を行い、現在そして将来における気候変化と健康影響の関係を明らかにする。また、複数国(14か国)にまたがる研究ネットワークを新たに構築し、気候変化とそれによる健康影響の緩和を目指した政策の策定に貢献する科学的な情報の提供を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

世界の中でも気候変化の影響を受けやすいと考えられているアジア太平洋地域について、現在及び将来を対象に、気候変化による健康への影響評価を実施する。2021年度においては、影響評価に必要な各種データ(気候、大気汚染、死亡データ等)の収集・作成等を行い、研究用データとして整備する。これらのデータを活用し、試験的な評価モデルを作成の上、解析を実施する。2022〜2023年度においては、評価モデルを完成の上、気候モデルからに出力値等を活用の上、影響評価を実施する。

今年度の研究概要

世界の中でも気候変化の影響を受けやすいと考えられているアジア太平洋地域について、現在及び将来を対象に、気候変化による健康への影響評価のために必要な各種データ(気候、大気汚染、死亡データ等)の収集・作成等を行い、研究用データとして整備する。これらのデータを活用し、試験的な評価モデルを作成の上、解析を実施する。

外部との連携

研究代表者
日本側研究代表機関:東京大学
相手国側研究者機関:モナシュ大学(オーストラリア)、マヒドン大学(タイ)
国内研究参画機関:東京大学、産業技術総合研究所、宇宙航空研究開発機構、筑波大学、京都大学、長崎大学

備考

JST 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
e-ASIA共同研究プログラム「環境」分野

課題代表者

岡 和孝

  • 気候変動適応センター
    気候変動適応戦略研究室
  • 主幹研究員
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担当者