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海面処分場における安定化評価手法調査ならび廃止に向けた検討業務(令和 2年度)
Study on stabilization and closure for seashore landfill sites

予算区分
MA 委託請負
研究課題コード
2025MA001
開始/終了年度
2020~2025年
キーワード(日本語)
海面処分場,安定化,廃止,pH
キーワード(英語)
seashore landfill,stabilization,closure,pH

研究概要

海面処分場の安定化メカニズムの解明に向けた調査研究と早期の廃止を目的とし、大阪湾フェニックス事業に代表される海面処分場整備に資する技術開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

海面処分場の安定化状況把握調査として、保有水観測孔モニタリングデータによる評価ならびに浸透水採水装置データによる評価を実施する。安定化手法の検討調査として、集排水機能の高度化案の検討、保有水pH低減対策の具体化、ガス発生状況調査を実施し、海面最終処分場の廃止に向けた検討を行う。

今年度の研究概要

(1)十数年に及ぶ保有水観測孔モニタリングデータにより、海面処分場の安定化状況を評価する。(2)集排水機能の高度化案の検討と新たな埋立方法の提案(特に全面集水層)や保有水pH低減対策の具体化を通して、安定化手法について提案する。(3)処分場からの高濃度メタンガス発生状況について連続ガスモニタリング等によってメカニズムを明らかにする。(4)受入廃棄物の性状調査を通して、水処理負荷の原因となっている廃棄物品目を定量的に評価すると共に負荷低減に向けた方策を提案する。

外部との連携

室蘭工業大学
明星大学

課題代表者

遠藤 和人

  • 福島地域協働研究拠点
    廃棄物・資源循環研究室
  • 室長(研究)
  • 工学博士
  • 土木工学,材料工学
portrait

担当者

  • 中村 公亮
  • 三浦 拓也
  • MO Jialin