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災害・事故での非定常状態のリスク評価手法の開発とリスク管理基盤の構築による総括(平成 31年度)
Integration of sub-themes in S17 through development of risk management system, and development of risk assessment methodology under non-steady state environment by disaster and accidents

予算区分
BA 環境-推進費(委託費) S-17-1(1)
研究課題コード
1822BA003
開始/終了年度
2018~2022年
キーワード(日本語)
災害・事故,化学物質,リスク,非定常状態,評価手法,情報基盤
キーワード(英語)
disaster and accident, chemicals, risk, non-steady state environment, assessment methodology, information platform

研究概要

災害・事故に起因する化学物質リスクの評価・管理手法の体系的構築に関する研究では、1〜4のテーマの連携により、災害・事故で想定し得る非定常環境における異常検知の手法、迅速及び網羅的分析法、拡散予測の手法、曝露及びリスク評価の科学的手法の確立、および化学物質の基礎情報(物性、毒性等)や化学物質の所在と排出可能性の情報を整備、並びにリスク管理対策の有効性の評価などの行政・社会的手法を確立し、科学的手法とあわせて活用可能な統合リスク管理基盤として提供することとしている。
本テーマでは、非定常的なリスク因子に対するリスク評価手法の構築と管理の方向性、影響の観点から、多様な形態が想定される災害・事故に伴う化学物質に関するリスク管理オプションの有効性を検討し、曝露量把握の手法の開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

災害・事故に起因する化学物質リスクの評価・管理手法の体系的構築に関する研究では、1〜4のテーマの連携により、災害・事故で想定し得る非定常環境における異常検知の手法、迅速及び網羅的分析法、拡散予測の手法、曝露及びリスク評価の科学的手法の確立、および化学物質の基礎情報(物性、毒性等)や化学物質の所在と排出可能性の情報を整備、並びにリスク管理対策の有効性の評価などの行政・社会的手法を確立し、科学的手法とあわせて活用可能な統合リスク管理基盤として提供することとしている。
本テーマでは、非定常的なリスク因子に対するリスク評価手法の構築と管理の方向性、影響の観点から、多様な形態が想定される災害・事故に伴う化学物質に関するリスク管理オプションの有効性を検討し、曝露量把握の手法の開発を行う。他機関の分担で行われるサブテーマ(2)〜(4)では、サブテーマ(2)は災害・事故等に適用し得るリスク管理の対策オプションの有効性を検討し、サブテーマ(3)では災害・事故で想定される非定常のリスク評価を実施するための基礎的な毒性学的検討を行う。サブテーマ(4)では、生体への影響の観点等から曝露量を直接把握する手法を検討し、これらサブテーマ(2)から(4)とテーマ2 から4 の成果を統合してリスク評価手法として利用可能とする統合情報基盤の構築を本研究課題のサブテーマ(1)で行う。この統合基盤を通じて、施策形成の基礎知見及び研究成果の行政及び防災諸分野等への提供を目指す。

今年度の研究概要

サブテーマ1では、災害・事故での非定常状態のリスク評価手法の開発、災害・事故における化学物質等の漏出・排出シナリオの策定、および全テーマの成果を広く利用可能とするための統合的リスク管理基盤の構築の3つの検討を行う。化学物質等の排出シナリオの策定の課題では、災害・事故において想定されうる化学物質等の排出可能性の予測手法として排出シナリオの構成を目指す。災害・事故のさまざまな時間スケール、自然災害、火災・爆発・流出等の事故態様、原因事象の規模、化学物質の物質特性や用途特性などに着目し、まず過去の事故事例の分析を行ってシナリオ構築のための類型化を検討する。災害・事故での非定常リスク評価手法の開発では、非定常リスクとして想定されうる突発的な、不測の、あるいは破壊的なさまざまな時間スケールを念頭に非定常リスク評価手法としての一般化の方向性を検討する。比較的少数の物質について詳細な基礎的検討がなされると期待されるサブテーマ1-3の成果を受けつつ、より多くの範囲の物質への一般化を可能とすることを意図した検討を進める。統合的リスク管理基盤の構築の課題では、サブテーマ1-2〜1-4およびテーマ2〜4の各課題の成果を搭載し、また、排出シナリオ、物質、推定手法、分析法、評価手法などを横断的に検索および統合的に活用するためのシステム設計と開発を行う。このため、各サブテーマおよびテーマ代表者と緊密に連携し、それぞれの課題の具体的な検討の状況を随時吸収しながら設計と開発を行う。

外部との連携

大阪大学、明治大学、静岡県立大学

課題代表者

鈴木 規之

  • 環境リスク・健康研究センター
  • センター長
  • 博士(工学)
  • 工学,化学,土木工学
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担当者