- 予算区分
- LA 共同研究
- 研究課題コード
- 1417NA001
- 開始/終了年度
- 2014~2019年
- キーワード(日本語)
- 浄化槽,液状廃棄物処理,高度処理
- キーワード(英語)
- jokasou,liquid waste treatment,advanced treatment
研究概要
国立環境研究所では、分散型排水処理技術開発および水環境の改善を目的として数多くの浄化槽の実験研究実績を有している。フジクリーン工業(株)は、窒素・リン除去型浄化槽、省エネルギー窒素除去型浄化槽の開発等により、浄化槽業界をリードしてきており、水環境の改善および保護に大きく貢献している。本共同研究では省エネルギー型生物膜法(接触ろ床方式)の効率化を進め、省エネルギー方式コンパクト型浄化槽を開発することを目的とする。本研究を推進することにより、よりコンパクトで省エネルギーなシステムにおいて、生活排水中の有機物及び富栄養化の原因となる窒素分を高度に処理できる技術が確立でき、日本だけでなくアジア地域の富栄養化対策および地球温暖化対策への貢献が可能となり、極めて有意義である。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
本研究では、省エネルギー型生物膜法(接触ろ床方式)の効率化を進め、省エネルギー方式コンパクト型浄化槽を開発することを目的とし、水温や流入水濃度が厳密にコントロールされたバイオ・エコエンジニアリング研究施設で、実規模の浄化槽による実験を行い、従来のコンパクト型浄化槽のサイズを維持しつつ消費電力を20%以上削減し、かつBOD 20mg/L以下, T-N 20mg/L以下を達成するための新技術開発を実施する。
今年度の研究概要
本研究では、省エネルギー型生物膜法(接触ろ床方式)の効率化を進め、省エネルギー方式コンパクト型浄化槽を開発することを目的とし、水温や流入水濃度が厳密にコントロールされたバイオ・エコエンジニアリング研究施設で、実規模の浄化槽による実験を行い、従来のコンパクト型浄化槽のサイズを維持しつつ消費電力を20%以上削減し、かつBOD 20mg/L以下, T-N 20mg/L以下を達成するための新技術開発を引き続き実施する。
外部との連携
フジクリーン工業株式会社
課題代表者
徐 開欽
担当者
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小林 拓朗資源循環領域