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分光法を用いた大気観測に関する基盤的研究(平成 30年度)
Fundamental research for atmospheric observations with spectroscopic techniques

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1418AQ001
開始/終了年度
2014~2018年
キーワード(日本語)
大気分光学,リモートセンシング,実験室分光,分光パラメータ,フーリエ変換分光計
キーワード(英語)
atmospheric spectroscopy,remote sensing,laboratory spectroscopy,spectroscopic parameter,Fourier transform spectrometer

研究概要

人工衛星搭載及び地上設置等の分光リモートセンシングや分光法を用いた直接測定装置を用いて地球大気中の微量成分の存在量及びその変動をより小さな不確かさで測定するとき、分光リモートセンシング及び直接測定の手法とその解析手法、大気微量成分の分光パラメータの高精度化が必要である。本研究では分光学の視点に立って関連する基盤的研究を行い、大気観測の高精度化に貢献することを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

分光パラメータに関する研究動向の把握、必要に応じて分光パラメータの測定及び評価を行う。
(2014-2018年)
地上設置フーリエ変換分光計を用いた大気観測を継続し、データ解析を行い、この結果を用いた研究を行う。
(2014-2018年)
分光法を用いたリモートセンシングや直接測定に有効な手法の検討、開発・試験、及び実用研究を必要に応じて行う。
(2014-2018年)

今年度の研究概要

分光パラメータに関する研究動向の把握と、大気微量成分の実験室分光測定、測定データの解析、決定したパラメータの評価に関する研究を必要に応じて行う。

地上設置大気観測用フーリエ変換赤外分光計により取得した測定スペクトルの解析と評価を継続する。得られた解析結果を用いて研究を行う。
分光法を用いた直接測定に有効な手法の検討を行う。

外部との連携

共同研究: 東京大学今須良一准教授、共同研究: 戸野倉賢一准教授

課題代表者

森野 勇

  • 地球システム領域
    衛星観測研究室
  • 室長(研究)
  • 博士 (理学)
  • 物理学,化学
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