ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

化学物質管理と規制に係る環境リスク評価支援業務(平成 26年度)
Supporting on the environmental risk assessment of chemical substances for the purpose of control and regulation

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1215AQ004
開始/終了年度
2012~2015年
キーワード(日本語)
化学物質,リスク評価,規制
キーワード(英語)
chemicals, risk assessment, regulation

研究概要

化学物質の管理および規制における政策決定の場面にはリスク評価手法が導入されている。環境省が主管または共管する、化学物質審査規制法(化審法)、水質汚濁防止法、大気汚染防止法をはじめとする化学物質管理・規制に関連する法制度の下では、それぞれの法の趣旨に沿う形ではあるものの、基本的にはリスク評価法をその判断の基準としている。
 本業務は、リスク評価法の確立に向けた科学的な研究開発の成果を踏まえつつ、リスク評価手法を有効に政策決定の場に適用するための基盤的な検討およびそれぞれの法の目的にあわせた実践的な課題の検討を行うことを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

環境省が実施している化学物質のリスク評価を支援するため、それぞれの決定場面で利用されるリスク評価を円滑に実施するための情報の収集と検討を行う。

今年度の研究概要

本年度は以下の検討を実施する。
(1)定量的構造活性相関による生態毒性予測システム(QSARモデル)を、化学物質管理に利用するための検討を継続させる。今年度は、QSARモデルとともにより既存のデータの利用を限定したカテゴリーアプローチによる生態毒性予測について検討する。
(2)金属類の水生生物への有害性評価のために、いくつかの金属種について既存の評価書での扱いと、生体必須成分となっている銅、亜鉛等の場合には最適濃度を考慮したPNECの算出を検討する。

課題代表者

松本 理

担当者

  • 林 岳彦社会システム領域
  • 古濱 彩子
  • 松崎 加奈恵
  • 長尾 明子
  • 蓮沼 和夫
  • 今井 宏治
  • 白石 寛明