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平成26年度水産動植物登録保留基準設定に資する毒性情報等の調査業務(平成 26年度)
Literature investigation for setting the standard to reserve registration of pesticide to prevent hazard to fisheries in FY 2014

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1414BY009
開始/終了年度
2014~2014年
キーワード(日本語)
農薬,生態影響,水産
キーワード(英語)
agricultural pesticide, ecological effects, fisheries

研究概要

農薬取締法に基づく水産動植物の被害防止に係る登録保留基準を個別農薬ごとに設定するにあたり、基準値をより実態に則したものとするため、申請者から提出される水産動植物の毒性試験成績の他に、公表されている文献や研究報告書における毒性データを活用することとしている。本事業では、国内外の文献及びデータベースから水産動植物の毒性データを収集・整理して信頼性評価を行うとともに、環境省が設置し、開催する平成25年度水産動植物登録保留基準設定検討会における検討用資料を作成することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

(1)水産動植物への毒性データが豊富であると考えられるデータベース等の検索を行い、水産動植物の毒性データを収集・整理する。
(2)検索文献等の信頼性評価
(3)検討会での検討用資料の作成
(4)試験結果の概要資料の作成
(5)水産動植物登録保留基準の運用・高度化に関する情報の整理等
水産動植物登録保留基準の運用や農薬の水域生態系への影響評価の高度化のための課題等について、環境省担当官の指示により、海外の文献等を検索し課題等の解決に向けた情報を収集し、とりまとめる。

今年度の研究概要

(1)対象農薬(60成分程度)について評価書、および文献検索データベースを用いて毒性情報を収集し、一覧表にまとめ、さらに農薬ガイドラインとの整合性を吟味しつつ詳細な信頼性評価を実施する。
(2)環境省が指定する18程度の農薬について評価資料の作成する。

課題代表者

松本 理

担当者

  • 長尾 明子
  • 松崎 加奈恵