- 予算区分
- BY 環境-委託請負
- 研究課題コード
- 1313BY004
- 開始/終了年度
- 2013~2013年
- キーワード(日本語)
- GLP基準
- キーワード(英語)
- Standard of GLP
研究概要
化学物質審査規制法の審査等のため、事業者が国に提出する毒性試験データは、優良試験所基準(GLP:Good Laboratory Practice)適合施設において作成することを義務付けている。この適合性については、国が試験施設を査察し、その結果を基に確認することとされている。生態毒性GLP施設については、環境省が査察を実施しているが、査察官の教育訓練、マニュアルの整備等、専門家による支援が必要である。り、加えて、昨年10月には化審法GLPに対して、OECDによる相互現地査察(GLP/OEV)が行われ、海外の査察官の受け入れてのGLP査察を実施したが、今年度は評価担当国よりOECDのGLP作業部会においての報告およびピアレビューが実施される予定である。
本業務では、今年度のGLP施設の査察の支援および環境省におけるGLP査察官の育成のための研修を実施する。
研究の性格
- 主たるもの:行政支援調査・研究
- 従たるもの:政策研究
全体計画
(1)生態毒性GLP査察の向上に関する検討を行う。
(2)生態毒性GLP試験施設の査察官等に対する研修を実施する。
(3)生態毒性GLP施設への査察の支援を行う。
今年度の研究概要
(1)生態毒性情報や試験法に関する情報を収集し、GLP査察を円滑に実施するための資料(研修資料)を作成する。
(2)年3回のGLP査察官研修を実施する。
(3)生態毒性GLP施設への現地査察への援助を行う。
- 関連する研究課題
課題代表者
鑪迫 典久
担当者
-
松本 理
-
蓮沼 和夫